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「なむ だいし へんじょう こんごう」 「お大師さん、また来ましたよ。 道中、守ってくれてありがとう。」 「なむ だいし へんじょう こんごう」 「今日の食事は美味しかったですか?。」 「いまいちです。」 「かつてに、腹話術しないように、ふふ。」 「それじゃ、帰るとしますか。 また、来週からお遍路ですからね、はは。」 「・・・・・・・、いつまで巡るつもり?。」 「なにか、いいました?。」 「お大師さんじゃないの?。」 「ま、まさかね、はは。」 「おだいしさん、見えた。」 「見えないよ、おばーちゃん。」 「今日は見えなかったけど、次、来たらきっと見えるよ。」 「ほんと?。」 「・・・・、なに、あの会話?、なに?。」 「お大師さんは、あの布の後ろにいるから、みえませんよ。」 「えっ、わたし見えましたよ。」 「はー、透視術。 お遍路してたら、エスパーになっちゃった?、まさかね。はは。」 「もー、見えたよ、見えた。 もう一回、もどって確認しますか?。」 「・・・・・・、次来たときに見るからパスです。 うう、なんで相方に見えて、私に見えないの?。 修行がたりないのか、くそー。 来週から遍路、がんばるぞー。 だけど、ほんとに見えるの?。」 お大師さんが生活?している奥の院の地下?。 何回かお礼参りに行きました。 そのとき、おばーさんとお孫さんの会話が、 ずーと気になっていました。 ほんとに、お大師さんが見えるようになるのでしょうか。 |