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何ヶ月ぶりかな、高野山の奥の院。
最初は、もの珍しかったから、
奥の院入り口の「一の橋」から、ずーと、歩いていたけど、
最近は、ちょっとズル?して、ここからだよ。
こんなことしてたら、お大師さんに、呼ばれなくなるな、はは。
あれれ、こんなところに、祠?。
何をお祀りしているのかな、「嘗試地蔵尊」?。
なんすかそれは?。
ひょっとして、さっき出てきた食事と関係するのかな?。
やっぱり。
解説看板に書いてあるよ、お大師さんの食事係だよ、このお地蔵さん。
だけど、みんな知らないよね、なんでだろう。
お大師さんの修行のサポーター「愛慢、愛語」の二人を祀ったものと言われています。
納経所のすぐ横(向かって左側)にあるけど、非常に目立たないものです。
何回、ここに来てやっとわかったのでした。
○嘗試(あじみ)地蔵尊(Webより収集)
奥之院の御供所(納経やお守りを授与するところ)と護摩堂の間に、嘗試(あじみ) 地蔵尊がまつられています。
奥之院では、日々欠かさず弘法大師に朝昼の精進供(食事)をお供えしているのですが、その食事のお毒味役がこのお地蔵さんなのです。
もともとは、お地蔵さんではなく、御厨(みくりや)明神がまつられていたともいわれています。
話はややこしいのですが、御厨明神の本地(本体の仏・神)は愛染明王で、その愛染明王の垂迹(すいじゃく)、つまり姿・形を変えて現れたのが、地獄の裁判官である十王の内の「平等王」であるとします。
地蔵菩薩の垂迹も同じく平等王であるということから、御厨明神の本地は地蔵菩薩でもよいことになるのだそうです。
それでは御厨明神とはいったい「どなた」なのかということになりますが、「厨」という字は料理場という意味もありますので、料理を司る神様らしいのです。最近の研究では、弘法大師に影のように付き添って食事などのお世話をしていた愛慢・愛語という二人が後に御厨明神としてまつられ、最終的に、嘗試地蔵尊としてまつられたのではないか、とする説もあります。
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