お気楽、お四国巡り お四国の仏様

極楽浄土へ行くのにも、やっぱり修行の結果ですか?。阿弥陀様。

「あんたね、最近ね。
極楽、地獄、阿弥陀様とか、「なむ あみ だぶつ」と言ってますが、
お遍路は、お大師さんの「なむ だいし へんじょう こんごう」でしょ。
そこのところを、お間違えないように、わかった?。」
「ふー、ふー、ふー、半世紀以上生きてきたら、
あとは、どのようにして、極楽浄土へ行くかが気になり始めたんだよ。」
「はー、その前に閻魔さんのお裁き受けないとだめでしょ、わかってる。
札所にも、いっぱい閻魔さんいましたよ、わかってる。
お遍路さんは、「なむ だいし へんじょう こんごう」なの、わかった?。」
「わかりません、四国をぐるぐる巡ったら、極楽浄土へいけますか、お大師さん。」
「だから、ちがうって、ちがう、お大師さんは、ちがうよ。」
「なにが、ちがうの?。」
「それを見つけるのが、お遍路でしょ。」
「・・・・・・・、あー、面倒くさいよー、どうにかして、もう時間がないよー。」
「はー、あなたの年齢は、お遍路界隈でいったら、若造、ハナタレ小僧です。
まだまだ、修行じゃないの?。」
「うう、ま、修行の二文字、とほほ。」
「なむ あみ だぶつ」といえば、阿弥陀様が迎えに来てくれるみたいよ。」
「はー、それ、いつの話?、いまでも通じるの?。」
「わかりません、だから修行です。」
「なんだ、修行じゃん。」

どうも、最近極楽、地獄が気になり始めた。
なんでなんでしょうか。
半世紀近く生きてきたら、あとのことが気になり始めたいということですね。
札所でも、ご本尊が阿弥陀如来様のところが、何箇所かあります。
秘仏でも拝めなくても、お前立ちがありますので、そのとき手のジェスチャーを見てください。
修行の結果をあらわしてくれています。


○極楽浄土のことを書いたお経はあるの?。

浄土三部経

無量寿経(大経)、阿弥陀経(小経)、観無量寿経(観経)

○非現実世界

涅槃の世界 悟りを開いてブッダとなる。  
浄土の世界 輪廻の世界から抜け出す。 阿弥陀仏の西方 極楽浄土
阿しゅく如来の東方 妙喜世界
薬師仏の東方 浄瑠璃世界
釈迦牟尼仏の北方 無勝荘厳国
観音菩薩のの南方 観音浄土
六道輪廻の世界 永遠に転生を繰り返す。 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天

○極楽浄土ってどこんなところ?。

「阿弥陀経」より。

いまをさること十劫の昔、阿弥陀仏は成道して西方十万億の仏土をすぎた彼方に浄土を構えられた。そして、現在でも、この極楽で人々のために説法している。
この極楽という仏土は広々としていて、辺際のない世界であり、地下や地上や虚空の荘厳は微をきわめ、妙をきわめている。この浄土にある華池や宝楼、宝閣などの建物もまた浄土の宝樹も、みな金銀珠玉をちりばめ、七宝乃至は百千万の宝をもって厳飾されている。しかも、それらは実に清浄であり、光明赫灼と輝いている。衣服や飯食は人々の意のままに得ることができ、寒からず暑からず、気候は調和し、本当に住み心地のよいところである。また、聞こえてくる音声は、常に妙法を説くがごとく、水鳥樹林も仏の妙説と共に法音をのべる。したがって、この浄土には一切の苦はなく、ただ楽のみがある。

○ガイドブックはある?。

・往生要集(おうじょうようしゅう)

比叡山の源信が、寛和元年(985年)に、多くの仏教の経典や論書などから、極楽往生に関するものを集めたもの。
1部3巻からなります。

参照 10個のいいこと?。浄土へ行けばのことです。十楽寺。  へリンク


○極楽浄土から迎えに来る。

極楽浄土へ行く時に、お迎えがあります。
阿弥陀如来を筆頭に、数々の菩薩、天女が来迎しますが、
この構成メンバーが、功徳、修行の度合いで違ってきます。
だから、ジェスチャーの位が高ければ、高いほど賑やかで、
位が低ければ低いほど、シンプルなのです。
いままでの、ご褒美ってことですかね。

○ジェスチャー(Webより収集)

・どこに書かれていますか?

無量寿経、観無量寿経より

・どんな情景?

三品 九品 解説
上品 大乗に値遇するゆえに遇大(ぐうだい)といい、上輩生想(じょうはいしょうそう)と称される。 上品上生 至誠心、深心、廻向発願心の3種の心を発して往生する者。
上品中生 大乗方等経典を読誦せずとも、よく大乗第一義の義趣を理解し、心に畏怖驚動ことなく、因果律を深く信じ大乗を誹謗しない者。
上品下生 因果律を信じ大乗を誹謗せず、ただただ無上道心を起す者。
中品 小乗に値遇するゆえに遇小(ぐうしょう)といい、中輩生想(ちゅうはいしょうそう)と称される。 中品上生 五戒、八戒など諸々の戒律を具足し尽くして悪業を所作しない者。
中品中生 1日1夜に五戒・八戒を具足し、また沙弥戒(年少の僧侶が受ける戒律)や具足戒を持ち、威儀端正にして欠くことが無い者。
中品下生 父母両親に孝行し養い、世間に仁義して慈しみ行う者。
下品 一生に悪を造作し無間の非法するゆえに遇悪(ぐうあく)といい、下輩生想(げはいしょうそう)と称される。 下品上生 大乗方等経典を誹謗せずとも、多くの悪事を行って恥じ入ることのない者。
下品中生 五戒・八戒・具足戒を犯し、僧祇物(そうぎぶつ)を偸盗し、不浄の説法をして恥じ入ることのない者。
下品下生 五逆罪・十悪を所作し、不善を行って地獄に堕すべき者。

*読み方 

上品(じょうぼん)、下品(げぼん)
上生(じょうしょう)、中生(ちゅうしょう)、下生(げしょう)


○三輩往生

無量寿経より

  解説
上輩
出家して沙門となり、菩提心をおこし、ひたすらにもっぱら無量寿仏を念じ、諸功徳を修して、かの国に生ぜんと願う。
命終の時に、無量寿仏がもろもろの大衆とともに、その人の前に現れる。
かの仏に随ってその国に往生し、七宝華の中に自然に化生し、不退転に住し神通自在となる。
中輩 出家できないにしても、菩提心をおこし、ひたすらにもっぱら無量寿仏を念じ、戒を保ち、塔像を起立し、沙門に供養し、燃燈、散華などして仏に供養し、かの国に生ぜんと願う。
命終に臨んで、無量寿仏の化身が大衆とともに、その人の前に現れる。
化仏に随って往生し、不退転に住する。
下輩 諸功徳を修しえないにしても、菩提心をおこし、ひたすらに意をもっぼらにし、ないし十念して無量寿命を念じ、疑惑をもたず、至誠心をもってその国に生ぜんと願う。
臨終に夢のごとくに仏を見たてまつり、往生する。
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*上段 衆生の行い
*中断 迎接のさま
*下段 往生をとげるようす

○九品往生

観無量寿経より

  九品 解説
上品 上品上生 かの国に生れんと発願し、三心(至誠心.深心.廻向発願心)を具する者、また殺生を行わず、戒行を保ち、大乗経典を読諦し、六念法を修するもので、廻向発願して往生せんと願うこと、一日ないし七日たる者。
阿弥陀仏が観音.勢至、無数の化仏、百千の比丘・声聞、無数の諸天・七宝の宮殿とともに現前する。観音は金剛の台を行者にさし出し、阿弥陀仏は大光明を放ち、手を授けて迎接される。行者は観音・勢至の讃歎のうちに金剛の台にのり、仏のあとについて、弾指の問にかの国に往生する。
仏菩薩の色身を見、無生法忍を悟る。諸仏に授記されて、本国に還り、無量の陀羅尼門を得る。
上品中生 方等経典をかならずしも受持読諦しなくとも、その義を悟り、因果の理を信じ、大乗を諺らずして、極楽国に生
ぜんと願求する。
阿弥陀仏、観音.勢至菩薩、無量の大衆とともに来り、紫金の台を持し、行者を讃えるとともに、手を行者に授ける。行者この台に坐して、一念の間に、かの国の七宝の池中に生れる。
紫金の台は大宝華のごとくなり、一夜を経て開く。
七日を経て不退転を得る。
一小劫を経て無生忍を得、現前に授記せらる。
上品下生 因果を信じ、大乗を諺らず、無上道をおこして、極楽国に生れんと願求する。
阿弥陀仏、観音.勢至が金の蓮華を持ち、五百の化仏を化作して来迎する。
五百仏化の讃歎のうちに行者は金の蓮華に坐す。坐せば華は彼を包みこみ、七宝の池中に往生する。
一日一夜して華開き、七日のうちに仏をおぼろに、三七日ののちにはっきりと見たてまつる。
三小劫を経て歓喜地に住する。
中品 中品上生 五戒を受持し、八戒斎を保ち、五逆罪を造らず、その他の悪をなさずして、西方極楽に生れんことを願求する。
阿弥陀仏は諸比丘とともに、金色の光を放って来迎する。
阿弥陀仏の演説讃歎のうちに、行者は蓮華の台に坐し、仏を拝み頭を上げないうちに極楽へ往生する。
極楽の池中で蓮華開き、時に応じ阿羅漢の道果をえる。
中品中生 一日一夜の八戒斎や沙弥戒、具足戒などを保ち、威儀欠けることなきをもって、極楽に往生せんと願求する。
阿弥陀仏が、多くの春属とともに金色の光を放ち→七宝の蓮華を持って来迎する。
空中に行者を讃える声あって、行者は蓮華の上に坐す。
七日を経て蓮華開き、半劫ののち阿羅漢となる。
中品下生 父母に孝養し、世の仁慈を行い、命終の時に善知識から極楽と四十八願のことを聞く。
聞ぎ終って、壁を屈伸する間に、西方極楽世界に往生する。
七日後に観音・勢至の説法を聞き叫4劫を経て阿羅漢となる
下品 下品上生 方等経典を誹諺せずとも、多くの悪業を造って漸塊することのない者が、命終の時に善知識から諸経の名を聞いて悪業を除き、また「南無阿弥陀仏と唱えよ」と教えられて、仏の名を唱え、五十億劫の生死の罪を除く。
阿弥陀仏は化仏と化観世音・化大勢至を遣わし、「仏の名を唱えたがために諸罪消滅した。よって汝を迎う」と讃える。行者は化仏の光明が空に遍満したのを見て、命終る。宝蓮華に乗り、化仏に随って、宝池の中に生れる。
七七日を経て蓮華が開くと、観音.勢至は光明を放って、この人の前に住立し、十二部経を説く。
十小劫を経て初地に入る。
下品中生 五戒・八戒・具足戒を犯し、盗みなどしても漸憶せず、悪業を重ねる。
命終らんとする時、地獄の猛火が一時に押し寄せる。
その時善知識が阿弥陀仏の十力の威徳や光明の神力を説くのを聞き、また戒定慧などを讃えるのに遇う。
この人は聞き終って八十億劫の生死の罪を除き、地獄の猛火は清涼の風となる。天華吹き来り、その上に化仏化菩薩あって、この人を迎接する。一念のうちに七宝の池中の蓮華の中に往生する。
六劫を経て蓮華が開く時観音・勢至は経典を説く。これを聞き、時に応じて無上道の心をおこす。
下品下生 五逆十悪を造り、悪道に堕ち、多劫を経ても苦しみを受けねばならぬ愚人が、命終の時に善知識から「仏を念ずることができなければ、無量寿仏の名を唱えよ」といわれ、十念を具足して「南無阿弥陀仏」'を唱えると、念々のうち八十億劫の生死の罪が除かれる。
命終る時、金蓮華が日輪のように現れ、一念の問に極楽へ往生する。
蓮華の中で十二大劫を経てから、蓮華は開く。
その時観音・勢至は諸法の実相と罪を除滅する法を説く。
聞き終って歓喜し、時に応じて菩提心をおこす。

*上段 衆生の行い
*中断 迎接のさま
*下段 往生をとげるようす


○他の札所で、ジェスチャー

・阿弥陀如来を本尊にしている札所は、10ヶ所。
しかし、全部秘仏で拝みたくても、確認してみたくても無理です。
お姿、写真集で確認したら、次のとおり

  2番 極楽寺 秘仏 座像 上品 上生
  7番 十楽寺 秘仏 上品 上生
30番 善楽寺 秘仏 上品 上生
37番 岩本寺 秘仏 上品 上生?
47番 八坂寺 秘仏 上品 下生
53番 円明寺 秘仏 上品 下生
57番 栄福寺 秘仏 上品 上生
64番 前神寺 秘仏 立像 上品 下生
68番 神恵院 秘仏 来迎阿弥陀三尊(観音・勢至)、
立像なので、
上品の中生、下生か、
中品・下品の上生、中生、下生
78番 郷照寺 秘仏 座像 上品 下生

*ご開帳に関するデータは、庶民に程遠い、お四国のご本尊。」へリンクを参照。

・札所で見かける石仏

阿波の10番切幡寺は、「下品下生」、巨大な石版の阿弥陀さん。

忠魂碑として建立されているもので、階段途中のお大師さんの加持霊水があるところにあります。
向かって右に巨大な一枚板の石に、レリーフされています。
階段(これより234段の石碑)に向かったら、左端にあります。


○阿弥陀さんの四十八願。

参照 阿弥陀さんの四十八願。へリンク。

○来迎について書かれているの?。

「大無量寿経」に書かれている、四十八願いの十九願になります。
そして、浄土宗系で有名な「南無阿弥陀仏」をとなえる、念じるところは、十八願になります。


○来迎図とは

・やってくる方たちの構成で見たら

阿弥陀如来が単独
阿弥陀三尊
阿弥陀三尊+二十五菩薩

・やってくるスピードでみたら

山の向こう側からのっそりと現れた「山越阿弥陀図(やまごえ)」
スピード感のある雲にのって駆けつけた「早来迎(はやらいごう)」
阿弥陀さんがみんな引き連れてきました「阿弥陀聖衆来迎図」


○和讃

来迎和讃(らいこうわさん)

惠信僧都作(えしんそうず)

一、摂取(せっしゅ)不捨(ふしゃ)の光明(こうみょう)は、念(ねん)ずる所(ところ)を照らす(てらす)なり
     観音(かんのん)勢至(せいし)の来迎(らいこう)は、声(こえ)を尋(たず)ねて迎(むこ)うなり

二、娑婆界(しゃばかい)をば厭(いと)ふべし、厭(いと)はば苦界(くかい)を渡(わた)りなん
     安養界(あんにょうかい)をば願(ねご)ふべし、願(ねが)はば淨土(じょうど)に生(う)まるべし

三、草(くさ)の庵(いほり)は静(しず)かにて、八(はっく)功徳池(くどくち)に心すみ(こころすみ)
     夕べ(ゆうべ)の嵐音(あらしおと)なくて、七(しち)重宝樹(じゅうほうじゅ)に渡る(わた)なり

四、臨命終(りんみょうじゅう)の時(とき)いたり、正念(しょうねん)違(たが)はで西(にし)にむき
     頭(こうべ)を傾(かたむ)け手(て)を合(あわ)せ、弥々(いよいよ)淨土(じょうど)を欣求(ごんぐ)せん

五、聞けば(き)西方界(さいほうかい)の空(そら)、伎楽(ぎがく)歌詠(かえい)ほのかなり
     見れば(み)緑(みどり)の山(やま)の端(は)に、光雲遥(こううんはる)かに輝(かがや)けり

六、この時身(ときしん)心安く(じんやす)して、念佛(ねんぶつ)三昧(ざんまい)現前(げんぜん)し
     毫光(ごうこう)吾が身(わがみ)を照し(てら)来(き)て、無始(むし)の罪障(ざいしょう)消(しょう)滅す(めつ)

七、光雲(こううん)漸く(ようや)近(ちか)づきて、せん仰(せんごう)すれば弥陀(みだ)如来(にょらい)
     相好(そうこう)円満(えんまん)し給(たま)ひて、金山王(こんんせんのう)の如(ごと)くなり

八、烏瑟(うしつ)も高く(たか)現(あら)はれて、晴れ(はれ)のみ空(そら)に緑(みどり)なり
     白毫右(びゃくごうみぎ)に旋(めぐ)りきて、眉(まゆ)の間(あいだ)の輝(かが)やけり

九、観音(かんのん)勢至(せいし)諸菩薩(しょぼさつ)埋(た)、光(ひかり)の中(なか)に充満(みちみ)てり
     各々(おのおの)威徳(いとく)あらわれて、声々(こえごえ)行者(ぎょうじゃ)を誉め給う(ほたま)

十、昔(むかし)は大悲(だいひ)の御利益(ごりやく)を、僅か(わず)に伝(つた)へ聞き(きき)しかど
     今(いま)は阿弥陀(あみだ)の引接(いんじょう)を、心(こころ)のままに蒙れ(こうむ)り

十一、冀(こひねが)はくは弥陀(みだ)世尊(せそん)、行者(ぎょうじゃ)の誓(ちか)ひを愍念(みんねん)し
         大悲(だいひ)誓願(せいがん)あやまたず、来迎(らいこう)引接(いんじょう)たれたまへ


○二十五菩薩(聖衆(しょうじゅ))の功徳と持物(webより)

・二十五菩薩の始まり

「十往生阿弥陀仏国経」(じゅうおうじょうあみだぶっこくきょう)より
阿弥陀仏の浄土へ往生するのに十種の方法がある。
この経を信ずるものは二十五菩薩の護持を受けられる。

25人の菩薩様の特徴について、場合によっては違いがあるそうです。

観世音菩薩(かんぜおん) 紫蓮台(しれんだい) 大慈悲心をもって衆生を災難苦難から救う
勢至菩薩(せいし) 金剛合掌(こんごうがっしょう) 智慧をつかさどり衆生に菩提心を起こさせる
薬王菩薩(やくおう) 幢幡(どうばん) 衆生を病苦から救い安楽の地に住まわしめる
薬上菩薩(やくじょう) 玉幡(ぎょくばん) 衆生に良薬を与え心身の病苦を除く
普賢菩薩(ふげん) 幡蓋(ばんがい) 理知と慈悲心の徳により衆生を救ってくれる
法自在菩薩(ほうじざい) 篳篥(ひちりき) 仏の法を自在に求め衆生のために施す
獅子吼菩薩(ししく) 拍子板(ひょうしばん) 法を説き衆生はこの声に従うよう自ら仏道を説く
陀羅尼菩薩(だらに) 鳳簫(ほうしょう) 神秘的な力があり衆生に仏の教えを説きつづける
虚空蔵菩薩(こくぞう) 腰鼓(ようこ) 無限の慈悲により福と智の二蔵にして衆生の求めに応じ利益を与える
徳蔵菩薩(とくぞう) 笙(しょう) 善根功徳の大徳所蔵するといわれ衆生の願いに応じて施す
寶蔵菩薩(ほうぞう) 横笛(おうてき) 南無阿弥陀仏の名号その功徳法を施される
金蔵菩薩(こんぞう) 瑟(ひつ) 事の成就の為に堅固不変の精進が必要で金剛の様に強健不退の徳を施す
金剛蔵菩薩(こんごうぞう) (鉢)(はつ) 堅固な菩提心を蔵しあらうる煩悩を断ち一切の困難に耐えさせる
山海慧菩薩(さんかいえ) 箜篌(くご) 山海の仏日の様に光り輝き恵も山海の様に無限広大な神秘を具える
光明王菩薩(こうみょうおう) 琵琶(びわ) 知恵を象徴し輝きを持ち心と身から出る具体的象徴の光を備える
華厳王菩薩(けごんおう) 鉦鼓(しょうこ) 色とりどりの華によって荘厳せられる蓮華蔵世界の王
衆宝王菩薩(しゅうほうおう) 鐃(銅鑼)(にょう) 煩悩を断ち衆生の軟弱な菩提心を堅強にする
月光王菩薩(がっこうおう) 振鼓(しんこ) 月光を純真無垢に宝珠として観じ熱毒に病む衆生に清涼を得させる
日照王菩薩(にっしょうおう) 羯鼓(かっこ) 暗夜を照らす日天のように煩悩の闇を照らしそのわざわいを救う
三昧王菩薩(ざんまいおう) 華鬘(けまん) 衆生の乱れる心を統一し心安らかに安定の境に導いてくれる
定自在王菩薩(じょうじざいおう) 太鼓(たいこ) 自由自在に仏と共に絶対の安らぎを与えてくれる
大自在王菩薩(だいじざいおう) 華幢(けどう) 神変無碍自在の徳をもって一切衆生を度生する
白象王菩薩(びゃくぞうおう) 寶幢(ほうどう) 菩薩の王でありその力量は智慧の働きにおいて功徳も秀でている
大威徳王菩薩(だいいとくおう) 供華(くげ) 悪を制する大威の勢いと善を守る大徳の功を衆生に施される
無辺身菩薩(むへんしん) 香炉(こうろ) 永久無辺いつでもどこでも果てしなくいます