お気楽、お四国巡り お四国の仏様

えっ、一人だけ名前がないの?。安部の文殊。

「ここら辺の札所は、打ち終えたから、ちょっと時間があるから寄り道するかな。」
「・・・・・、言葉に出して、私の許可をとるのやめてくれます。
そんなところは、許可しません。」
「・・・・・、おいしい茶菓子が出るみたいだよ。」
「ふふ、OKです、ふふ。」
「やっぱり、食べ物の威力は絶大だね。
行く前から、ご利益が来ちゃったよ。」
「・・・・・、食べ物のご利益なんか聴いたことありません。
あれれ、また、迷子ですか?。」
「はは、いつものことです。
案内看板があるから、ここかな?。
おー、ここみたいですね、ふー。」
「うわー、でかすぎ、でかすぎ、何が住んでるの?。」
「池だから弁才天じゃない、さっさと行きますよ。
おっ、ここかな、えっ、料金?。
ま、いいとして、えっ、ここで待つの?。
えっ、おー、茶菓子、うおー、お茶、いいね。
ご本尊を見る前に、ここで一服して、呼吸を整えなさいってこと、ふー。
完了です。」
「・・・・・、変な屁理屈つけてません?。」
「・・・・・。
ふー、ふー、うおー、で、テカー、でかすぎ、誰がこれ作ったの?。
お大師さん?。」
「それは、ちがうでしょ、ふふ。文殊さん、でかいね。
あれ、なにしてんの?。」
「いやね、もっと近寄りたいけど、ここから入ってもいいのかなとおもちゃって。」
「・・・・・、はー、いつもだと躊躇しないあなたが、なぜ。」
「はは、あの獅子に踏んづけられそうだから、はは。」
「それ、いいや、こいつに日ごろの天罰を食らわしてください、お願いします。」
「・・・・・、あれれ、みんなに名前がついているのに、なんで、あなたには付いていないの、なんで?。」

南国土佐の31番竹林寺には、50年に一度しか拝めない文殊菩薩がいます。
この文殊さん、渡海文殊といわれているものです。
これと同じ文殊さんが、西国札所の近くにいましたので、拝みに行きました。
文殊菩薩といえば、超有名な、安部の文殊です。
巨大しすぎて、リアルすぎて圧巻でした。
よくよく見たら、みんな名前が付いてました。
だけど一人だけ名前がありませんでした。

○ポジション

向かって左から

維摩居士
須菩提
文殊菩薩
善財童子(ぜんざいどうじ)
優填王(うてんおう)

文殊さんの乗っている獅子には、名前がありません。
あとで、ここのお坊さんに聞いたら、首を傾げられ、唐獅子と答えてくれましたが、
うーん、それはこの獅子の種類で、名前ではないと思ったのでした。

○お寺情報

安倍文殊院「http://www.abemonjuin.or.jp/」

場所 奈良県桜井市安倍山
TEL  0744-43-0002
受付 午前9時~午後17時迄(年中無休)