お気楽、お四国巡り お四国の仏様

年一回のご開帳。えっ、500円なの?。 

ここもだけど、ご本尊を秘仏化してるのは、
やめてもらいたいね。
期間限定でしか会えないなんて寂しいよ。
よーし、こんどの7月16日は、
本尊のご開帳だから楽しみだね、はは。
さてさて、さて、ご本尊はどこに?。
やっぱり、本堂かな?。
おっ、本堂の中へ入れるみたいだぞ。
おっ、お坊さんが解説してるよ。いいね。
えっ、拝観料?。500円とるの?。
秘仏にするための維持管理費?、それとも解説費。
そんなことは、いいとして、よれるところまでよって、
真正面から正座して見たいよね。
ほー、檜の一木造り?。
ほー、やさしいお顔ですよ。
ほー、三尊形式ですね。
ほー、サポーターは、不動明王と毘沙門天。
ほー、ありがたや。ありがたや。
いいね、癒されますね。
あれれ、こ本尊のポスターもらえるの?。
へー。これもありがたやですよ。

讃岐の86番志度寺。
来た都度に拝めればいいけど、ここのご本尊は年一回しか会えません。
納経所に案内があったから楽しみにしていましたので、
年一回のご本尊、ご開帳に訪れてみました。
本尊、両脇侍とも立てって、お遍路さんを出迎えてくれます。
平安時代、檜の一木造りですが、縁起をみたら強烈ですね。
2012年に尋ねたんですが、
また、この日は、「海士の命日」なので「志度寺の十六度市」が開催されている?、気配無し?。
ちなみに、配付されていたポスターは、全国検察審査協会連合会のものです。

○案内チラシ?

7月16日 10時~16時
17日 11時~13時

十一面観音御開帳
本尊/国指定重要文化財

本尊・内陣拝観 500円

○三尊様式

十一面観世菩薩立像。
(本尊に向かって右脇侍)不動明王立像
(本尊に向かって左脇侍)毘沙門天立像

・参考

文殊菩薩と普賢菩薩って、釈迦如来の分身?。 へリンク
脇侍って、双方向のサポート役?。へリンク


○縁起

・「四国遍礼霊場記」より

補陀洛山志度寺清浄光院

此寺乃草創行基ぼさつときこゆ。本尊乃みそ木もと江州朽木谷より流れ出。所々にて引上んとするに皆たヽりありて捨流し、継躰天王十一年此浦へ寄けるを。園の子尼といふ人。念珠をして引上しを。推古天王三十三年に補陀洛より観音影向ありて、即今の尊像に作らせ玉ふとなり。故に補陀洛を山号とせり。志度は所の名を寺号とせるにや。縁起に初めハ死度と出し子細ありときこへたり予縁起を見ざるか故にしらす
此所を房前浦といふとかや。寺前ハ市廛に往来し堂後は海浜を眺望す。八栗山は雲上に聳へ真珠嶋は浪中に浮へり境内廣く構へ林泉相清し
 高堂ハ閻魔王乃告の事ありて作るとなん。故に本堂観音に相つぎ閻王をたうとむとなり。当寺の閻王の像ハ常に異り。首ハ十一面観音也閻魔観音一体乃義といひ。又ハ閻王本尊を戴き給ふなともいへり。いつれに合体の心ならんかし

当寺に縁起七巻同図絵あり
御衣木記一巻  兼空上人筆
玉贈玉取淡海房前行基伝記一巻  相良殿筆
白杖童子記一巻  世尊寺行房卿筆
当願暮当記一巻  兼空上人筆
阿一上人蘇生記一巻  相良正任筆
千歳童子蘇生記一巻  兼空筆
松竹童子蘇生記一巻

右各図絵あり就中御衣木乃画者土佐将監とや其外ハ土佐流乃筆。各幅にありとや右記乃中に大織冠へもろこしより玉を送りける時。此房前浦にて難風にあひて。其玉を海に沈めしかは。淡海公これを歎き此浦にいたり三年を送り。海士乃娘に情をかけられしにより。
海士龍闕万重の中に入。玉を得し事。世の伝へいふ所なり。房前の大臣は彼間海士の産生せる子なりし事を。十三歳乃時しりて後行基ぼさつを引ぐして。此浦に来り海士の為に法華乃八講をそとりおこなハれ。それより毎年十月十七日より廿三日まて。その法事有近年は僧徒おほからされハ。其規則を存する
まてときこゆ。堂前乃石塔ハ即海士の為に立る所なり。
 園乃子尼の堂は町の中にあり。
天野の里と云なり其近き程に堂林と云所海士乃住し所とかや。真珠嶋は玉を得て海士引上ケたる所となり。真珠嶋と云事むかし是より大きなる真珠出たる故に此名ありなといふ説あり。世乃あやしむ事あり。今は論する所にあらす 。
 行基ほさつ乃歌とて伝るあり。
 塩満てしまの数そふふささきの入江々々乃松の村立。


○閻魔大王と十一面観音

閻魔大王が鎮座していたので見てみたら、なんと頭の上に十一面?。
うーん、さすが閻魔大王=十一面観音ですね、非常にかわってます。


○全国検察審査協会連合会のポスター(webより)

昭和49年から作成され、毎年、国宝級の十一面観音菩薩をモデルにしているそうです。
検察審査員OBによる親睦会が作成しているポスターで、
検察審査会の審査員メンバーが、11人から構成されているのにちなんだそうです。
結構デカいポスターで、約縦80センチ×横50センチ。
聞いた話しでは、ここが作成したポスターを見て拝んでいる人、賽銭を備えている人がいたらしいです。

2006年版 京都 観音寺(入江泰吉撮影) (国宝)
2007年版 奈良 長谷寺(重要文化財)
2008年版 横浜 弘明寺(ぐみょうじ)(重要文化財)(写真提供 神奈川県立歴史博物館)
2009年版 山形市 宝積院所蔵(重要文化財)(写真提供 奈良国立博物館)
2010年版 奈良県 室生寺(国宝)(写真提供 奈良国立博物館)
2011年版 不明
2012年版 香川県 志度寺