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「なむ だいし へんじょう こんごう」・・・・・。
「だれかに見られてない?。」
「気のせいじゃない。」
「なむ だいし へんじょう こんごう」・・・・・。
「やっぱり、気のせいじゃなかったね、
ほらあの「おばーさん」が見てたよ。」
「どこに、いるのその人?。」
「ほら、ここ、ここだよ。」
「うっ、その人って、石仏じゃん、うう。
おばーさんね、言われてみたら、そうですけど。
眉毛がかわいい。」
「そう、あの眉毛がいいよね。
癒されるよね、はは。」
伊予の62番宝寿寺。
門?を入ってすぐ、右手に観音様がいます。
おばーさん顔で、癒し顔なので、すごく「ほんわか」してきもちいいです。
仏像マニアで解説したら、十一面観音です。
十一面あるんだけど、お顔がやさしいので、
よく、みないと後の10面がわかりません。
伝説からしたら、十一面観世音菩薩=光明皇后ですね。
○伝説
弘法大師がこの地方を訪ねたのは大同年間(806?10)で、寺に久しく留まり聖武天皇の妃である光明皇后の姿をかたどった十一面観世音菩薩像を彫造した。
これを本尊とし、寺名を「宝寿寺」と改めて霊場とされた。
そのころ国司の越智公夫人が難産で苦しんでいた。
大師が本尊に祈願した霊水・玉の井で加持したところ、無事出産したことから安産の観音様としても信仰されたという。 |