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おお、おー、こりゃ四天王じゃないですか、すげー。
今まで気がつかなかったな。
そりゃ、遍路道が、門前から入らずに、
いきなり境内に入るルートになっているからね、はは。
「褐色が渋いね、広目天が渋いな。」
「私は、多聞天が渋いと思うけど。」
「よーくみたら、顔は二人とも同じですけど、はは。」
伊予の55番南光坊、山門は仁王様じゃなくて、四天王です。
普通は、本堂で本尊を鎮座している須弥壇の四隅で警護しています。
ここの札所みたいに、山門に配置されているときがあります。
○門番
一の門に、仁王
二の門に、四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天のそろい踏みか、持国天、増長天の二尊)
○札所の門
・阿波の
8番 熊谷寺(二の門と参道の門柱、持国天、増長天、広目天、多聞天)
・伊予の
52番 太山寺(三の門、持国天、増長天、(広目天、多聞天)?) 55番
南光坊(一の門、持国天、増長天、広目天、多聞天)
・讃岐の
85番 八栗寺(一の門、持国天、増長天)
○東西南北の要
東方持国天、南方増長天、西方広目天、北方多聞天が鎮座しています。
・持国天(じこくてん)
甲冑に身を固めて、右手を拳にして右腰に置き、左手に刀を持つ。
・増長天(ぞうじょうてん、ぞうちょうてん)
甲冑に身を固めて、右手に剣(戟)を持ち、左手は拳にして右腰に置く。
・広目天(こうもくてん)
甲冑に身を固めて、右手に三鈷戟を持ち、左手は拳にして右腰に置く。
・多聞天(たもんてん)・毘沙門天(びしゃもんてん)
甲冑に身を固めて、右手に宝棒を持ち、左手は宝塔を捧げ持つ。
○北方の多聞天、別名を毘沙門天。
鬼門の方角を守護している、北方の多聞天、別名を毘沙門天が特に有名です。
・本尊で言えば、
伊予の63番 吉祥寺
・札所の開基に絡むやつが、
讃岐の74番甲山寺
・巨大仏像だと、
讃岐の66番雲辺寺
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