お気楽、お四国巡り お四国の仏様

昼と夜、二人のお大師さんはなにしてるんですか?。

「・・・・・・、どこ?、ひょっとしてあれ?。
きっとあれだよ、あれだよ。」
「よく見えないな、ふー。」
「ほー、お大師さんが三人?。
同行五人?。」
「それは違うでしょ。
夜と昼のお大師さんだって。」
「昼と夜?。」
「夜?、夜は橋の下に居るんじゃないの?。
ここに居たらダメだよ。」
「分身の術じゃないの?。」
「・・・・・・・。」
「昼も、ここに居たらダメだめだよ。
お遍路さんと一緒だよ。」
「・・・・・・、分身の術じゃない?。」
「・・・・・・。」
「だけど、本当はどうなの?。
薬師如来のお伴の月光、日光菩薩みたいに、
24時間、お遍路さんを見守っているということかな?。」
「お大師さんに聞いてみたら?。」
「どうやって聞くの?。」
「あの絵からお大師さんを出してくれたら、聞いてあげるよ。」
「・・・・・・、それ一休さんじゃない?。
テレビ見過ぎ。」

阿波の4番大日寺の大師堂に、三人のお大師さんがいます。
彫像のお大師さんを真ん中にし、左右に仏画のお大師さんです。
なんで、昼と夜なのかわかりませんでした、なんでかな?。

○解説書きより。

両面大師画像 二幅 縦2m50cm 横 1m14cm

両面大師とは弘法大師の御影を右の紺地と左の白地に描いた絵で二つ一具でなっている。
白地は昼のお大師さん
紺地は夜のお大師さん
をあらわし、二つ合体して正面の彫刻の大師座像が生れる。
寺伝で宝暦十三年(一七六三)に大日寺中興見雄僧正の頃に在ったといわれているが原本は
ボロボロになったので現住真鍋俊照が約三ケ年かけて復元完成した。

○勝手に解釈

遍照発揮性霊集 巻第一

日月 空水を光(て)らし
風塵(ふうじん) 妨ぐる所無し
是非 同じく説法なり
人我(にんが) 倶(とも)に消亡す
定慧(じょうえ) 心海(しんかい)を澄ましむれば
無縁にして毎(つね)に湯湯(とうとう)たり