|
「さてと、いつもは、ここでおつとめするけど、
ちょっと趣向を変えて、本堂の裏手に回りますか。」
「・・・・・・、またー、ここも、ご本尊が裏表2体あるんじゃないよね?。」
「はは、ちがうちがう。
なんでもここのご本尊、観音様なんだけど、パワーがすごすぎて、
後ろ向きになってるみたいだよ。」
「なに、お遍路さんに「おしり」を向けてるの、失礼な観音様だね。」
「はは、だから、ご本尊のご利益をまともにもらうとしたら、
真っ正面になってる、
本堂の裏手に回らないとダメらしいよ。」
「・・・・、「らしい」?って、憶測なんだ。」
「私も見たことないし、伝説だし
秘仏だからね、はは。」
伊予の48番西林寺。
ご本尊、「十一面観世音菩薩」様。
うわさでは、
強烈なご利益(霊験)のために、うしろ向きだそうです。
秘仏なので、私たちは拝めません。
○どこに書いてありますか?。
江戸時代の縁起にも、昔話にも出てこないけどな、なんで?。
後ろ向きと言うよりも、よく聞く、北向観音じゃないかな。
「四国遍礼霊場記」より
清涼山安養院西林寺 浮穴郡高井村
此寺本尊観音立像長三尺。鎮守は三所権現也。寺は前に池あり。杖乃渕と名づく
むかし大師此所を御杖を以て加持し玉ひけれは。水迸騰して。玉争ひ砕け。練色収まらず。人その端を測る事なし
○住職も見たことがない?
・調査してない?
何かの書籍にあったけど、世界遺産登録で調査されていると思うから、いまは見てますよね?。
・聞いてみた
2014年6月、納経所できいたら、いまはちゃんと真正面だそうです。
以前は、裏手にまわって拝まれていたから、お賽銭が置かれていたそうです。
・記事が間違い
2014年6月、納経所できいたら、もともと記事?にされたのが間違いだと言っていた。
うーん、だけど裏手に回ったら扉がありますよね、昔(明治維新まで)は表裏一体のものが原則だったから、ありえない話じゃないけどな?。
○表裏いったい?
裏表に二体の構造?のときは、必ず本堂の裏手に扉があります。
11番切幡寺 絶対女性です。はたきり観音様。
22番薬師寺 本尊が2体、だからご利益も2倍?。
|