お気楽、お四国巡り お四国の仏様

ここはギリシャなの?。おしゃれな大師堂。

「いつ来ても、ここはすごいな、岩にへばりついているな。
本堂と大師堂に比べたら、大師堂が大きいね。」
「あれ、この柱、よく見たらなんか変だよ。」
「溝が掘ってあるよ、それにまっすぐじゃないよ。
どこかで見たことがあるけど、ひょっとしてエンタシス。」
「まさかね、ここは日本だよ。」
「エンタシスはギリシャだよ。」
「あれれ、あそこに牡丹、組紐?。
まさかバラじゃないよ。」
「えー、ちょとまってよ、鷲かなあれ。」
「うーん、仏教は東洋じゃなかったけ?。」

伊予の45番岩本寺にある大師堂。
本堂よりデカイです。
本堂は岩と一体化しているので、本堂は岩の一部です。
それからするとデカイです。
本堂の横にある、仁王門の横にある大師堂。
来るつどに不思議でした。
どこから見ても、仏教建築に見えないところがあります。
柱に溝があり、まっすぐじゃなりません。
そして、彫刻がギリシャ?です。
軒下が伸びているから、神社様式かな、うーん、不思議だ。
もともと、仏教はシルクロードで中国へ伝わっているので、
西洋文化があってもおかしくないですね。
2007年、国の重要文化財に指定されています。

○文化庁のプレス発表(ネットより収集)

西洋建築の細部意匠を融合させた寺院建築(近代/宗教建築)

岩屋寺大師堂1棟

愛媛県上浮穴郡久万高原町

岩屋寺は,四国霊場第四十五番の札所として知られ,
本堂の南側に建つ大師堂は,大蔵省臨時議院建築局技手であった河口庄一が設計監督し,
大工は窪田文治郎らで,大正9年11月に竣工した。
大師堂は,宝形造,銅板葺である。向拝(ごはい)柱は,角柱を二本組とし,
柱身にエンタシスを付け,柱頭部にバラと組紐飾り状の装飾を付ける。
また,内部の円柱頭部では挿肘木(さしひじき)を輪で繋ぐ構成とするなど,独特の意匠で要所を装飾している。
岩屋寺大師堂は,伝統的な寺院建築の構成を基調とするが,軸部の構成や細部意匠に西洋建築の手法を採り入れながら,
破綻無くまとめあげており,我が国近代の建築意匠史上,高い価値が認められる。

指定基準=意匠的に優秀なもの,歴史的価値の高いもの

「文化遺産オンライン」へリンク。http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=158695