お気楽、お四国巡り お四国の仏様

フィギアな仁王様。45番岩屋寺。 

あっちゃー、いきなり急斜面?。
車遍路の私を、いきなり試してるの?。お大師さん。
ちょっとやそっとでは、転がりませんよ。はは。
ふーふー、ふー。
お菓子売っているけど、見るヒマないね、はは。
ふー、ふっ、あれれ、れ。
こ、これは、なに、なに、仁王様?。
それにしてよ、よく出来たフィギアですね。
えっ、ちがう、ごめんなさい。
門柱になにか、書いているけど、
阿の仁王様は、「如実知自心」?。
なんのこと?。
吽の仁王様は、「便爲究竟」?。
なんじゃこりゃ。
わかんねー。

伊予の45番岩屋寺の裏参道。
参道入り口が、強烈な坂になっているから、
ここでにパワーセーブしておかないと、境内までパワーが続きません。
ちょっと、お店を通り越して一休みです。
そこのところに、仁王様です。
四国の札所、88ヶ所中一番小さな仁王様です?。
参道脇の石柱にのっていました。
いままで見た、仁王様は門の中にデーンといましたが、
ここの仁王様は、細い石柱の上からお出迎えです。
急な坂だからと、下ばかり見て登っていると、わからない存在感です。
もともとの仁王門は、大師堂の左奥にあります。
この仁王門をくぐって境内に入ろうとするには、歩き遍路道しかありません。
仁王門をくぐって境内に入るルートが正式な表参道と考えれば、
麓の駐車場から登ってくるこの道は、裏参道ということでしょうか。

○門柱に刻まれている言葉。

阿、「如実知自心」(にょじつちじしん)。
吽、「方便爲究竟」。

元ネタ。
「大毘廬遮那成仏神変加持経(だいびるしゃなじょうぶつ じんぺん かじきょう)」(別名 「大日経」)
空海が久米寺の東塔で発見して、入唐を決意させた?経典。

佛言、菩提心爲因、大悲爲根本。方便爲究竟。
(仏の言わく、菩提心を因と為し、大悲を根本と為し、方便を究竟となす。)

秘密主、云何菩提、謂如實知自心。
(秘密主、云何んが菩提とならば、謂く実の如く自心を知るなり。)

佛言、秘密主、自心尋求菩提及一切智、何以故、本性清淨故。
(仏の言わく、秘密主、自心に菩提及び一切智とを尋求すべし。なんとなれば、本性  清淨なるが故に。)

心不在内、不在外、及両中間心不可得。
(心は内に在らず、外に在らず、及び両中間のも心は不可得なり。)

○胎蔵曼荼羅

門柱の言葉から、大毘廬遮那成仏神変加持経=胎蔵曼荼羅と考えたら、
45番岩屋寺は、胎蔵曼荼羅ということ?。