お気楽、お四国巡り お四国の仏様

ごめんなさい、規則守ってません、阿弥陀様。

「えーと、ここのご本尊は?。」
「阿弥陀様です。」
「お迎えは、どんな格好してくれているかな?。」
「おー、めずらしいよ?。
「中品中生(ちゅうぼんちゅうしょう)」ですよ。」
「めずらしい、めずらしいー。
初遭遇じゃない?。」
「うーん、だけど、おいらはそんなに規律守っていないよ、へへ。」
「私も守ってません。ふふ、ごめんなさい阿弥陀様。」

土佐の30番善楽寺の奥の院、安楽寺。
国指定重要文化財の阿弥陀様を拝みに行きました。
ほんとうは、奥の院を打ちにいったけど、ここで、めずらしい阿弥陀様に遭遇しました。
あれがウワサの流転した「阿弥陀様」かなと、思ってみていたら?、
なんと、おー、あの印相は「中品中生(ちゅうぼんちゅうしょう)」説法印。
め、めずらしい、ありがたや。「南無阿弥陀仏」。でした。
阿弥陀様の印相、簡単に言えば手のジェスチャーです。
眼前に立ったとき、今までの功徳、修行状況等がどれくらいか、阿弥陀様がジェスチャーで教えてくれるのです。
うーん、この場合、日々戒律を守り、精進を重ねていると言うことらしいけど、ごめんなさいです。

やってないよね、すみません。
仏像オタク化していなかったら、このジェスチャーの意味もわからずに、お遍路続けていたかも。
オタク化してくれたのも、お大師さんでしょうか。
ご本尊、国指定重要文化財だから、えー、ひょっとして、いま拝んだの前立かな。

○本尊

阿弥陀如来 
ヒノキ材の寄木造り、像高68.5cm。
国指定重要文化財
鎌倉時代の作。

○「中品中生(ちゅうぼんちゅうしょう)」のきまり

「1日1夜に五戒・八戒を具足」
「沙弥戒(年少の僧侶が受ける戒律)や具足戒を持つ」
「威儀端正にして欠くことが無い」

○お寺情報

参照

100年間も札所だったんや、奥の院 安楽寺。 へリンク
平成の世の中まで、2つ札所があった。はー、どうして。 へリンク


○極楽浄土から迎えに来る。

極楽浄土へ行く時に、お迎えがあります。
阿弥陀如来を筆頭に、数々の菩薩、天女が来迎しますが、
この構成メンバーが、功徳、修行の度合いで違ってきます。
だから、ジェスチャーの位が高ければ、高いほど賑やかで、
位が低ければ低いほど、シンプルなのです。
いままでの、ご褒美ってことですかね。

○阿弥陀様、来迎信仰

参照 極楽浄土へ行くのにも、やっぱり修行の結果ですか?。阿弥陀様。へリンク。