お気楽、お四国巡り お四国の仏様

トイレの仏様?。烏枢沙摩明王。 

「ちょっと、ちょっと、これなに?。
ここに変なおっさんが居るよ。盗撮犯?」
「えー、なんのこと。」
「ちょっと、盗撮犯は、ひどいよ、このお方は仏様だよ。」
「えっ、はー、それ本当?。」
「不浄なトイレを紅蓮の炎で焼き尽くて、
清浄できる神様なんだから。」
「えー、トイレの神様、仏様ってこと?。
ありがたや、ありがたや。
えーと、ご真言はなんですか?」
「はは、知りません、ごめんなさい。」

札所が88ヶ所もあれば、トイレも88ヶ所以上あります。
清潔なところもあれば、そうではないところもあります。
そして、札所によっては、仏様がトイレを守っているところがあります。
その仏様が「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」です。
仏様なので、神様ではありませんが、トイレの神様ということです。

○真言

・お浄めの真言、解穢真言(ぐえしんごん)

おん くろだのう うんじゃく

・おん しゅり まり ままり まりしゅしゅり そわか

・おんばさら くろだ まかはら かなら ふんしうふん びきびまなせい うじんぼくろだ うんうん はったはった そわか

○札所で出会えるところ

 9番 法輪寺(仏画?)
15番 国分寺(?) ・・・・・・・平成5年に大師堂が火災で焼失、再建する予定だったが、諸事情でできず、だからここにお大師さんが鎮座しています。
                 なお、平成25年度中に大師堂が完成予定なので、明王が意識されるのも、今年度限り?。
                ごくろうさまでした。
27番 神峰寺(仏像)
81番 白峰寺(仏画)


○経典

大威力烏枢瑟摩明王経(金剛乗経典)

○祈願法

烏枢沙摩明王変化男児法


○トイレの考え方

・日本的発想

神様

カワヤガミ(厠神)、センチノカミ(雪隠の神)など。

便所をきれいにすると、出産時に便所の神様が降臨して、安産、丈夫な子供が生まれるという信仰があった。
さらに、排泄物から新たな生成をもたらすというものがあり、「日本書紀」には、イザナミの

大便からは土の神「ハニヤマヒメ」
おしっこからは水の神「ミツハノメ」
だから、トイレは神聖なものと考えられていた。

*出産時に降臨してくれる神様、山の神、箒の神、便所の神の三人、この方たちが揃わないと出産準備が整わなかった。

・仏教的発想

仏様

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

便所が「異界との境界線」、「怨霊や悪霊の出入口」、「不浄」と信じられていたため、穢れを除 く、清浄の力がある明王、「この世の一切の汚れ」を焼き尽くす力をもつ、烏枢沙摩明王によって、清浄な場所に変える(結界を張る)という信仰が広った。
烈火「炎の功徳」で、「不浄」を「清浄」と化すということです。
また、この明王のパワーは、他に枯木の精(倒木する時)、毒蛇の害、悪鬼のたたりなどに、効き目があるそうです。

・風水

トイレは、「陰の気」が溜まる不浄の場所なので、その家に住む人の健康運に大きな影響を与える信じられていた。


○核家族という功罪。

核家族と言われ始めた頃は、まだ伝承を伝える方たちがいたけど、
離ればなれに暮らしていたら、伝えられていないから、いま伝えなければ行けない世代になっても、
知識がないから、伝えようがありませんね。

○まだ、あったのかも?。

トイレの神様 歌:植村花菜 作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜

小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして
五目並べもした
でもトイレ掃除だけ苦手な私に
おばあちゃんがこう言った

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた

買い物に出かけた時には
二人で鴨なんば食べた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを
泣いて責めたりもした

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

少し大人になった私は
おばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて
居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず
彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも
二人の間から消えてった

どうしてだろう 人は人を傷付け
大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた おばあちゃん残して
ひとりきり 家離れた

上京して2年が過ぎて
おばあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った

「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど
ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って 病室を出された

次の日の朝 おばあちゃんは
静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように
ちゃんと育ててくれたのに
恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を
べっぴんさんにしてくれてるかな

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

気立ての良いお嫁さんになるのが
夢だった私は
今日もせっせとトイレを
ピカピカにする

おばあちゃん
おばあちゃん
ありがとう
おばあちゃん
ホンマに
ありがとう