「はいこれ、あなた今年、厄年でしょ。
お守りにつかってね、お札。」
「ありがとう、あれ、これ徳島でしょ、先週行ってきましたよ。」
「えー、広島から徳島まで、かなり離れてるよ。」
「ネットで調べたら、ここが「一番だって」紹介されてたから行ったんですよ。」
「なんだ、グレねこさんが行くんだったら、頼めばよかったな。
グレねこさん、厄年でしたっけ?。
ひっとしてお遍路さん。」
「はは、ま、それはそれで、一円玉、階段においてきた?。」
「置きました、置きました。
ネットにやり方が載っていたから、大変でしたよ。
年の数だけ、1円玉集めるの、大変だったんだから、はは。」
「えっ、入り口の右手に事務所があったでしょ。」
「お守り買ったところですね。」
「あそこで、1円玉に両替してくれるよ。」
「えー、そうなの、知らなかった。」
「それじゃ、「厄除け臼」突いた?。」
「・・・・。」
「それじゃ、「厄除けの鐘」鳴らした?。」
「・・・・、グレねこさん、こんど突いて、鳴らしてきてください。」
「了解。」
阿波の23番薬王寺。
厄除けのお寺で有名です。
四国外でも有名らしいです。
広島の知り合いが、350km、6時間かけてお参りしたそうです。
この札所に来てびっくりするのが、
厄除けの階段に、一円玉が置かれていることです。
厄年の数だけ、置いて登ります。
それが厄を落とすことになります。
「厄除け臼」と「厄除けの鐘」は知らなかったら、
素通りしてしまいます。○厄除けギミック?。
1.階段(種類?)。
女厄坂33段
男厄坂42段
還暦厄坂61段
2.絵馬堂の「厄除け臼」
歳の数だけ、厄除けを祈願しながら厄除杵で抹香臼をつきます。 この時突いた、抹香は本堂で使われるそうです。
3.随求塔の「随求の鐘」(厄除けの鐘)、(魚籃観音様の左にあり)
雲板(馨板)の鐘を撞木で年の数だけうつと、厄が鳴り落ちます。
4.本堂
薬師如来が二体のパワーで厄除けします?。
○厄除けギミック?の位置関係(配置されている順番)
1.女厄坂33段
2.絵馬堂の「厄除け臼」
3.男厄坂42段
4.随求塔の「随求の鐘」
5.本堂
6.還暦厄坂61段
○厄除けギミック?の順番
・男性は、2→3→4→5→6
・女性は、1→2→4→5→6
○作法
厄年=数え年
基本の順番。
1.階段
階段に1円玉をのせながら、
薬師如来のご真言「おん ころころ せんだり まとうぎそわか」と
心の中で唱えながら登ります。
2.絵馬堂の「厄除け臼」
女厄坂と男厄坂の途中にある絵馬堂の「厄除け臼」を、
薬師如来のご真言「おん ころころ せんだり まとうぎそわか」と
心の中で唱えながら年の数だけ突きます。
3.随求塔の「随求の鐘」(厄除けの鐘)
本堂手前、左手側にある、随求塔の「随求の鐘」を、備え付けの木の棒で、
年の数だけ突き鳴らします。
このとき、心の中で「大随求菩薩」のご真言を唱えながら年の数だけ突きます。
4.本堂
おつとめ。
5.還暦の方
瑜?塔(ゆぎとう)への階段へ、階段の作法は同じです。
○階段に教典(ネット収集)
石段に「薬師瑠璃光如来本願功徳経」の経文を小石に、一石一字ずつ書いて埋めてあります。
その数が1千部。
薬師如来信仰が盛んになった大きな理由は、この経典ある「十二の大願」。
その、第六と第七がポイントになります。
1.光明普照(自らの光で三千世界を照らし、あまねく衆生を悟りに導く。)
2.随意成弁(仏教七宝の一つである瑠璃の光を通じて仏性を目覚めさせる。)
3.施無尽仏(仏性を持つ者たちが悟りを得るために欲する、あらゆる物品を施す。)
4.安心大乗(世の外道を正し、衆生を仏道へと導く。)
5.具戒清浄(戒律を破ってしまった者をも戒律を守れるよう援ける。)
6.諸根具足(生まれつきの障碍・病気・身体的苦痛を癒やす。)
7.除病安楽(困窮や苦悩を除き払えるよう援ける。)
8.転女得仏(成仏するために男性への転生を望む女性を援ける[2]。)
9.安心正見(一切の精神的苦痛や煩悩を浄化できるよう援ける。)
10.苦悩解脱(重圧に苦しむ衆生が解き放たれるべく援ける。)
11.飲食安楽(著しい餓えと渇きに晒された衆生の苦しみを取り除く。)
12.美衣満足(困窮して寒さや虫刺されに悩まされる衆生に衣類を施す。)
○一円玉(厄銭)
お寺は左側通行なので、階段の左側に置いて登ります。
○足踏み
後厄だと、階段が足らないので、最上段で一回分足踏みします。
○大随求菩薩(だいずいくぼさつ)の真言
おん ばらばら
さんばら さんばら いんだりや
びしゅだに うん うん
ろ ろ しゃれい そわか
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