お気楽、お四国巡り お四国の仏様

でかいけど、おばちゃん体型です。井戸寺の観音様。

「ご住職居ますか?。」
「観音様?。」
「お願いします。」
「へー、これがうわさの観音様?。」
「だれも、うわさなんかしてませんよ。
本尊じゃないから、お遍路さんは気にしてませんよ。」
「えー、お大師さんが刻んだだんですよ。」
「だめだよ、無視しちゃ。
・・・・・。ほんとだ歪んでる。」
「一本彫りだからでしょ。
木の伸縮でしょ。」
「・・・・・。ほんとだ唇が、お顔が変?。」
「変顔じゃない?。」
「・・・・・・、それ言い過ぎ、言い過ぎです。
お大師さんに失礼です。
モデルさんにも失礼ですよ。
それにしても、デカイおばちゃんだね。」
「・・・・・、あんたも失礼だよ。」

阿波の17番井戸寺。
ここにお大師さんが彫ったといわれる、
一刀彫りの十一面観音菩薩が大事に六角堂に保存されています。
異形の十一面観音菩薩として有名だそうですが、
みためおばちゃん体型、おばちゃん顔の観音様でした。
拝観料は500円でした。

○十一面観音菩薩

カヤの一木造り。
6尺余り(約1m90cm)
脇仏は、日光・月光菩薩。

・重要文化財

木造十一面観音立像(平安時代初期)

・徳島県指定有形文化財

日光・月光菩薩立像

・檀像(だんぞう)

インドでは仏像が栴檀(せんだん)の香木で彫られた
そして、中国では栴檀の事を白檀(びゃくだん)と言う、また唐代に白檀の変わりに栢木(はくぼく)で仏像を彫ってもよいとする注釈書が出現。
中国での「栢」とは、ヒノキ科の樹木に榧(かや)を含めた総称と考えられた。
ひれは、鑑真の唐招提寺講堂の木彫群がほとんど榧(かや)で作られてた。

○化仏

通常観音様の頭上には、阿弥陀如来様がいます。
阿弥陀如来が観音菩薩に変身して登場ということですが、その阿弥陀如来の印相がなにか、最近気になりました。
近くで拝めればわかりますが、遠目だとわかりません。