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「ちょっと、ちょっと、吹雪じゃないこれ。
傘が役に立たないよ、ポンチョ、ポンチョ、早く出してよ。」
「えー、めんどうだよー、出さないとダメ。」
「あのね、この状況みたら、傘さしているのがおかしいよ。
さっさとポンチョだして。」
「えー、面倒くさいよ、よ。
あれれ、れ。
降った雪がころがっている、えー、雪って転がるの、すげー。」
「あのー、ポンチョどうしたの、ポンチョー。」
「みてみて、みて。」
「わかったわかった。
みた、みた。
みたから。」
「こんな時は、レインウェアーだね。」
「だったら、出して。」
はじめて、雪が転がるのを見ました。
子供の時に住んでいたところは、
雪が降っても屋根にちょっと残るぐらいです。
それも何十年に1回ぐらいです。
だから、雪が降って、地上に落ちたら、そのまま溶けていました。
そんな体験しかしたこと無かったので、
雪が転がっているのを見たときは、「へー、」状態でした。
そのまま見ながら歩いていたのはいいけど、
状況は悪化するばかり、雪と風が入り交じって最悪の状態です。
こんな時でも、前にすすむ、すすまされるお遍路って、有る意味すごすぎます。
お大師さん、こんな時も歩かないダメなの?。 |