|
「うわー、道端の草が横になってる。 昨日の雨、すごいかったんだね。 道路が川状態になったんだ、今日、雨止んでよかった。 これも、日ごろの信心のおかげかな、はは。」 「・・・・・、信心してないでしょ。」 「えっ、なにか言いました、お大師さんにすがってますよ。」 「・・・・・、ふー。」 「キキキー。 あんたら、お遍路さんでしょ。」 「はー、そうですけど。」 「頼むから、これもらってくれる?。」 「お接待?。ありがとう。なむ だいし へんじょう こんごう。」 「よかった、目覚めが悪くてね。」 「どうしたんですか?。」 「昨日ね、ここら辺、雨がすごくてね。 ぶっとばしてたら、お遍路さんに水かけちゃって、 帰って、ばーちゃんに怒られて大変。 それから気になって気になって、しかたない。 今日一番でお遍路さんみたら、お接待しようと思ってたんですよ。」 「昨日のお遍路さん、私たちじゃないと思うけど、それらしき人にあったら渡しときますよ。」 「おー、ありがとう、よかった。 お遍路さんにたたられたら、イヤですからね。」 「・・・・・、えー。」 うーん、ある意味昔からのお遍路イメージが残っているということですかね。 |