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「今日の遍路ころがし、強烈でしたね。」
「いやー、すごかった。」
「噂どおりでしたね、はは。
どうぞ、どうぞ、いっぱい、どうぞ。」
「私は、遍路道中です。
お酒は飲みません。」
「はー、なんで、なんで、のどかわいてるでしょ。
グーと飲めば、爽快ですよ。」
「私は、遍路道中です。
お酒は飲みません。」
「へー、だけど、あんたの体、ほしがってますよ、はは。」
「私は、遍路道中です。
お酒は飲みません。」
「いいんじゃ、ないですか。
お大師さんも、ご本尊も飲めって言ってましたよ。」
「はー、そんなことありません。
私は、遍路道中です。
お酒は飲みません。」
「だって、本堂とか大師堂に、お酒、いっぱい並んでたでしょ。
お大師さんも、ご本尊も飲んでるから、お遍路さんも、飲んで良いですよ、はは。」
「・・・・・・、えー、許可おりてるの?。
早く、言ってよ。
グビグヒ、くー、うめー。」
遍路道中。
禁酒でしょうか?。
仏教的に禁酒でしょうか?。
日本では、神社の神様にお酒を奉納するならわしがありますので、
神仏習合から、神社=お寺なので、お寺にもお酒を奉納=お寺でもお酒OK。
これからしたら、遍路道中もお酒OKですよね。
ただ、単にお酒が飲みたいへりくつでした。
○神社へお酒を奉納?。
遍路を調べている中で、神社に関する記述で何点か、おもしろいものがありました。
1.神聖な神社へお酒をお供えして、祭りあげれば、 これすなわち、霊力の宿った御神酒。
2.神社=託宣=人ならざる言葉=酩酊状態=人工的に引き起こせる酒。 神社にて、神からのお言葉を伝える人間に、神が降りてきて、言葉を発することがありますが、 神が降りてきた状態が酩酊状態=神かがり。 修行して神がかりになればいいけど、 なっていなければ酒を飲まして、酩酊状態=神かがりにさせたそうです。
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