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「お天道様は、どこ、どこ?。 寒いから、早く登ってください、おねがいします。」 「いまに、登るんじゃない。 あっちが、明るいから、あっちじゃない?。」 「ふー、よかった。」 「なにがだよ。」 ・・・・・・、数分後。 「おっ、あー、ありがたや、ありがたや。 お天道様をみると、こころまで暖かくなるよ、はは。 ありがたや、ありがたや。」 「・・・・、そこで、数珠出してスリスリしないでよ。」 「うっ、うっ、わかりました、はは。 あんたも、暖かくなったでしょ。」 「ふふ、わかった。 太陽さん、ありがとう、スリスリ。」 「・・・・・・・・。 おー、あれみて、見て。 幻想的。 後光がさしてるよ、すげー。」 「霞、霧かな、後光じゃん。 お天道様のパホーマンス、すごーい。」 厳冬のお遍路。 太陽が出てくるか出てこないかで、こころまで寒いです。 太陽が昇りきる前に出発なので、切に太陽のお出ましを、 希望するのでした。 さすがに、数珠まで取り出して、拝むことはありませんでした。 霞か、霧がかかっていた山頂に、太陽光線があたって、 後光のように神々しかったです。 |