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「えーと、えーと、えーと。」 「・・・・・・、ここの看板に書いてありますよ。 右が車、左が歩きだそうです。 迷う必要はありません、はは。」 「ふー、ふー、ふー、深呼吸。」 「あれれ、れ、「おく?いん」。 なんじゃ、これ。 ひらがな?ですよね、この字がわかりません!。 なんなんだ、これ?。」 「あー、それね、「おくのいん」です。 そのひらがなは、「の」です。」 「えー、なんで、これが「の」なの?。」 「はは、「能」をくずしてひらがな化したからだよ。」 「えー、うそー、よめなーい、しらないー、ならってないよ?。」 遍路道標。 シンプルにひらがなで「おくのいん」。 「の」の字がすぐには読めません。 これは、漢字の「能」をくずして、ひらがな化したものです。 能登半島を「のとはんとう」、奥能細道を「おくのほそ道」ですね。 ちなみに私がなんで知っているかといえば、学生時代に暇していたので、 古文書読解を趣味にしていたからでした。 だから、みみずがはったようなくずした古文書は読めます。 そう言えば、西国三十三カ所の御詠歌で、くずし字で書かれた書籍があったな。 ○「の」道標発見場所?。
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