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「おー、久しぶり、あがって、あがって。」 「久しぶりですね、元気してました。」 「元気だけがとりえだからね、はは。」 「あんたもお大師さんに呼ばれ続けて、大変だね。」 「・・・・・・。」 「えっ、今の質問、しちゃ、ダメ?。」 「はは、最近、呼ばれる回数が少なくなちゃって、はは。 お大師さんも気分屋ですからね、はは。」 「これからどっちへ行くの?。」 「む、室戸です。」 「遠いな、遠い。」 「高知の人でもやっぱり、室戸は遠く感じるんですか?。」 「ま、東の端だからね。」 「足摺もですか?。」 「西の端だからね。 両方とも、遠すぎるから、普段は行かないし、行きたくない。」 「・・・・・・、そんなところ、なんでお大師さん札所を開いたんですかね?。」 「はは、あんたみたいなヤツに修行、苦行させるためなんじゃない?。」 「あっ、なーんだ、そうか。」 「変に、納得したね。」 順打ちで徳島から室戸に来れば、まだまだ、これからだと思わされ。 逆打ちで愛媛から足摺に来れば、まだまだ、これからだと思わされる。 修行の道場の通過ポイントは、いい位置にありました。 |