毎日、毎日、お大師さんと一緒。
雨の日も、風の日も、お大師さんと一緒。
険しい登りも、険しい下りも、お大師さんと一緒。
ポカポカ陽気も、ソヨソヨ吹く風も、お大師さん一緒。
うわー、すげー、金剛杖がタコ足じゃん。
これって歩き遍路の勲章だよね。
あれー、どうしたの。
はは、杖の先がソックリ返って、汚いから削ってるの。
えー、やめなはれ。
お大師さんを傷つけたらダメ。金剛杖は同行二人、お大師さんの分身といわれています。
毎日使い込んでいると、木製の金剛杖の先が、だんだんカールしはじめます。
そして、究極はタコの足みたいに、ソックリ返ります。
これが、歩き遍路さんがお四国を歩いたという証明、
一種の勲章になるんだけど、使う人によって、考え方によって違っていました。
汚いからイヤだそうです、ベンチに腰掛けて削っています。
うーん、考え方の問題ですが、「やめなはれ」です。
お大師さんを自らの手で削るなんて、考えられません。
どうしても、それがイヤだったら、歩いていると時に整形です。
杖の先が、ささくれはじめたら、アスファルト、コンクリートなどの固いものの上で、
歩きながら杖をこする、いや、杖をひきずればいいです。
歩きながら整形ができます。 |