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「ごめんなさーい、ごめん。
道間違えたけど、このまま川沿いにすすめば、元に戻るから許したね、はは。」
「それだったら、ゆるしましょう、トホホ。」
「こんにちわ。」
「何かいるんですか。」
「はは、鯉、鯉のえさの時間。」
「ほら、いっぱい泳いでるでしょ。」
「・・・・・・・・、うっ、気持ち悪ー。
これ、多すぎませんか、この川、自然の川でしょ。」
「はは、毎年、稚魚放流していたからね。」
「なんでかしれんけど、黒ばっかり。」
「もともとの色に帰たんじゃない?。」
「あっ、また、あいつのウンチが始まりそうだ、退散、退散するよ。」
「えー、そんなー。」
南国土佐の27番神峰寺から28番大日寺への長い長い遍路道。
ちょっと、ルートを外れて川沿いを歩いていたら、
鯉にエサをあげていたおじさんに遭遇。
うえー、状態です。
黒い鯉が、団子状態に、折り重なって、異様な光景。
なにか得体の知れない生物みたいで、不気味でした。
毎年、放流していそうで、カラフルなヤツが残らなかったのか、
それとも川の泥を食べて、色が元に戻ったのかはわからないそうです。
それにしても多すぎて、不気味な鯉たちでした。 |