| 「ここらあたりが今日の限界かな、15時00分ジャスト。 だけど、お宿はまだ、遠いな。 ちょっと、時間配分、読み違えたな、ま、こんなこともあるよね、はは。」 「ははって、いっている本人が疲れているのはなぜ?。」 「つ、疲れてる、そんなバカな、私は、元気、元気ですよ、はは。」 「ダメ、ダメ、体は疲れていると叫んでいますよ、私はお見通し。」 「はー、なんじゃそりゃ。」 「あんたが疲れているときは、上唇を下唇で噛んでるときなの、わかった。」 「えー、そうなの、気が付かなかったよ、はは。 そういえば、足が痛かったな、はは。」 体力が限界を超えそうになったときのシグナルが、相方曰く、上唇を下唇で噛むそうです。 まったく、気が付いていませんでしたが、言われてみたら、そうでした。 それ以来、この行為が出たら、歩き遍路の打ち切り時でした。 宿が遠かったら、仕方ないけどな、はは。 |