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「あそこだと思いますけどね。 霞んでみえません。」 「それは、遠いってことじゃないの?。」 「あそこまで、歩くの?。」 「見たからにテンション下がります、はは。」 ・・・・・・、数時間後。 ポツポツポツ、ポツ。 「うっ、雨、あめー。」 「予報じゃ、ときどき雨でしたよ。」 「・・・・・、ときどきね。」 「雨男と雨女がきてるから、ずーと雨なんじゃない?。」 「はは、はー。」 「うわー、土砂降り、退避、たいひー。」 ・・・・・、数分後。 「ふー、よかった、雨上がりましたよ。」 「よかったですね、晴れ男の私がいたからですよ。」 「・・・・・・、雨は降りましたけどね。はは。」 「あっ、キレイ、空気が透明。 透明なんだけど、まだ、あんなにあるの?。」 「遠すぎるよー。」 「なんで、みんなでハモルの?。 はずかしーい。」 空気が汚れて霞んでいても、 雨が降って、クリアな空気になっても、 目的地は動かないから、遠いのは、遠いでした。 |