| 「地図確認しましたけど、やっぱりあそこの山を越えるみたいですよ。」 「・・・・・・、天気いいけど、霞んでますよね。」 「今日中に越えられるんですかね。」 「ふー、標高と距離を見たら、ふもとに着きさえすれば、簡単じゃないですか?。」 「だけど、ここからかなり距離ありますよ。 あなたの相方に説明してます?。」 「・・・・・、怖くて説明してません。 いちいち札所の場所なんか説明しません。」 「ま、まずいですよ、それはまずい、私知りませんから。」 「えー、そんなー、助けてくださいよ。」 「それは、お大師さんに言ってください。 私は他人です。」 「えー、同行二人でしょ?。」 「おーい、おーい、ちょっと何二人で、コソコソしてんの?。 札所はまだなの?。」 「えーと、今日は札所に到着しません。 まったく、寄りません。 この地図、見てください。」 「どれどれ、ほんとだ、札所のマークがないね、ま、こんなこともあるでしょ。 あれれ、れ、なにこの距離とホイントマーク、なに、これ。」 「・・・・・、そのままです。 書いてあるとおりです。」 「はー、こんな距離を歩くこと聞いてませんよ、聞いてません。 距離短縮お願いします。」 「・・・・・、明日からのことを考えたら、・・・・・。」 「いいわけ無用。わかった?。 わかりましたか?。」 「ふー、・・・・、嵐がすぎるまで、待つしかないね、はは。」 「・・・・・、なりそうもないですよ、あのオーラーの状態では、それじゃ、また、どこかで会いましょう。」 「えー、私をおいてかないで。」 毎回のことなんだけど、一日の行程について相方は知りません。 当然問えば、当然なんですが、ちょっとご機嫌斜めのときに、かなりまずい状態に陥ります。 うーん、歩き遍路を続けていますが、こればっかりは直らないのでした。 |