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「けちがん、結願、何回目だった?。 忘れちゃったよ、忘れちゃった、はは。 お大師さんが、一生巡らそうと画策しているから、もう関係ないね、はは。 あれれ、お、お久しぶり。」 「おー、あんたも、今日、結願?、何回目?。」 「はは、何回目か、忘れちゃいましたよ、はは。」 「ま、あんたは、そうやってグルグル巡らされ続けてるけど、私は今日で終わり。 やっと、終わりだよ、やったー、あー、しんどかった。」 「えっ、1番さんへ行かないですか。」 「・・・・・、行ったら二度とここから出られなくなりそうだから、ヤメときます。」 「ま、そういうことですね、はは。 帰ったら、誰かにお遍路進めてくださいね。」 「えっ、なんで、そんなことしませんよ。 ごめんこうむります。」 「はー、なんで?。」 「こんなしんどい事、私だけ十分。」 「えー、いいこともあったでしょ。」 「ないない、ない。 来る前にネットで見た、良いことなんかちょっとしか遭遇できないし、 悪いことばっかり。 だから、こんなこと私だけで十分です。 知り合いに薦めるなんか、まっぴらごめんです。」 「・・・・・・、いろいろあったんだね。」 「はは、そういうことで、バス来ましたから、それじゃ。」 いろいろ、ありますよね。 これも、遍路かな。 |