| くねくねした道から、こんどは広々としたところに出たぞ。 道が広すぎて、ずーと向こうが遠く感じるな。 あれ、あそこに見える物体は、まさか、まさかの犬。 なんで、道路の真ん中に、なんで、ここに。 こっち見てるよ、見てる。 や、やめてよ、見るの。 あんたつながれていないでしょ。 だから、こっちを見るの止めてください。 こんな時、走ったら、追いかけられて噛まれるんだよね。 子供の時のトラウマが、よみがえる。 ソロソロ、ソロソロ、ソロ。 こっちを、見ないでって、言ってるでしょ。 ふー、怖かった。 あれ、相方は、・・・・。 そ、そんな、あんたは犬とお友達?。 ウワサどおりのところにいました犬一匹。 道の真ん中に、鎮座して動こうとしません。 ずーと、こっちの様子を見ています。 コワイです。 子供の時に噛まれた記憶が、走馬燈のようにまわっています。 走りません、走ったらダメです。 ソロソロと脇を抜けて無事でした。 だけど、相方は、なんと犬をナデナデしています。 うわー、どういうことなのと問えば、「犬好きだから」でした。 |