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「いやー、あの峠はすごかったですね。」 「はー、そうですか。」 「いやいや、下りがですね。」 「はー、そうですか、眠いな。」 「ビール、ビール飲んでね、お接待だから、はは。」 「うー、明日に来ちゃいそうだな、うう。」 「それでそれで、明日、どっちの道行きますか。」 「えー、今から地図広げるの、うー、眠いよ。」 「あっ、おつまみが無いよ、はは。」 「どうします。」 「あんたらね、さっさと寝ろよ、ごんごしが来るぞ。」 「・・・・・・、えっ、ごんごし?。」 いやいや、いや。 そりゃね、聞いてもらいたいことはわかりますけどね。 明日も長距離なんだから、さっさと寝てくださいねと思っていたら、 山口の知り合いが、一喝「ごんごしが来るぞ」といったけど、 それって、なに状態でした。 聞くところによると、鬼にまつわるお話があって、 子供をしかるときに使う言葉だそうです。 調べたら、元興寺の「がんごうじ」が変化して「ごんごし」となったそうです。 この寺に鬼伝説がありました。 ちなみに、このお寺、西国札所の興福寺の南に位置しています。 |