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「思えば遠くへきたもんだね。」 「・・・・・、遠くにはきていません。 四国内をグルグル巡って、振り出しです。」 「直線距離じゃないから、感覚がなくなっているってこと、うう。」 「夕日に染まって山が、真っ赤、綺麗だね。」 「何、黄昏てんだよ。 後何分で夕ご飯なの?。」 「うう、感傷にひたっているのに、現実的なんだね、ふー。 思えば暗くなってきたもんだね。」 「だから、夕暮れが早くなって、宿の到着が遅れているだよ。 さっさと、宿入って、洗濯して、風呂入って、飯食って寝るよ。」 「うう、超現実的?。」 ま、お決まりの文句じゃないけど、年取って感傷的になったのか、 ちょっとだけ、センチメンタル?になっているのか。 秋は、お遍路が感傷に浸りやすい季節でした。 |