お気楽、お四国巡り 歩き遍路 区切

出身地が町内まで同じだとバツがわるいよ。

「あっ、昨日も会いましたね、歩くの早いから、もう先に行っているかと思いましたよ」
「はは、ちょっと、見たいところがあったんで、寄り道してました。」
「今日は、どちらまで?」
「区切り遍路だから、今から帰ります」
「へー、私もなんですよ、それではいつか会いましょう」
○○駅プラットホーム。
ここの駅しかないから、方向は、一緒だよな。
△△駅プラットホーム。
あれ、あの後姿、ここからも一緒か。
□□駅改札口。
あれー、また一緒だよ、ま、基点駅だからね。
◎◎駅改札口。
あっちゃー、ローカル線まで、一緒・・・・。

お遍路さんがお遍路さんに事情を聞かないように、どこから来たのかも聞きません。
聞く必要がありません。
聞いたときに隣近所だったら、バツが悪いからです。
お遍路とはそんなものなのです。
人それぞれお遍路をしているとおもいますが、お大師さんに今でもおすがりしている方たちがいます。
だから、私は、なにも聞きません、聞けません。
この時は、ほんとうに信じられませんでした、帰りの列車で遭遇です。
相手も最初は笑っていましたが、最後のローカル線の改札口まで一緒だったときは、苦笑いです。
ひじょうに、ばつが悪かったです。