|
「おじさん、話長すぎ。
リズムが違うから、かみ合わないな。
空気読んでもらいたいな、トホホ。
この時間だと、納経所へ到着が17時ぎりぎりだよ。
どうするかな。」
「それって、あんたの歩きスピードでしょ。
だったら、私には無理だから、あきらめたら。」
「・・・・、明日の予定が崩れるよ、まずいよ。」
「はー、のんびり歩くのが、歩き遍路じゃないの?。」
「そういわれてもね、時間がね。
そうだ、私だけ先に行くから、あなた後から来て、はい、これ地図ね。」
「・・・・・、地図わたされても?。」
「ここを曲がれば直進方向だから大丈夫。」
「・・・・・、そんなこと言われても、迷ったらどうするの?。」
「はい、それじゃ、出発ー。」
・・・・・、うう、どうするんだよ、いつも案内係がいたのに、うう。
えーと、ここを曲がれば、いいのかな、うう、不安だ、ふー。
ここの信号かな、あそこのパン屋できいてみるかな。
「あのー、善通寺は、この道でいいの?」
「このまま進めば、つけますよ。」
「ありがとうー」
よかった、このまままっすぐね、よかった、ふー。
人が多くなってきたけど、札所が近いのかな、あっ、あそこかな。
えーと、納経所は、どこかな、あそこ?。
ふー、いたいたあいつが居たよ。
「着いた、着いた。」
「おー、すげー、16時58分ですよ、すげー。」
「はは、迷ったけどね。」
一人で歩けば、自分のリズムで歩けますが、二人だと、どちらかに合わさなければなりません。
速度の遅い方へあわせるのか普通です。
このときは、納経所の閉所時間17時00分に間に合わないことが判明。
だから、足の速い私が先に札所へ。
そして、足の遅い相方が後から追いかけるパターンでした。
歩き遍路道中で相方は単独行動をとったことがなかったけど、曲がって直線だったので、
私だけ先に札所へでした。
16時52分に札所到着だったので、誤差6分でした。 |