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朝早いから、誰一人、お遍路さんと会わないね。
ま、この清清しい空気を独り占めできるから、いいね、はは。
「くっ、くっ、びぇー」。
うう、なんだよ、蜘蛛の糸。
なんで、こんなところに蜘蛛の糸が。
ここは、遍路道だから、お遍路さんぐらいしか通らないよ。
蜘蛛の餌になる昆虫なんか通らないよ。
えっ、ひょっとして、わたし蜘蛛の餌?。
早朝の山道を歩いていると、なぜか蜘蛛の糸が垂れています。
不思議です。
山道だから人間とか動物のような大きな生物しか通らないと思っていました。
そしたら、虫が飛んでいます。
山々を縫うようにある山道も、動物以外にもいろいろな生物が通過するんですね。
不思議な体験ありがとう、お大師さん。
この蜘蛛の糸がなかったら、その遍路道を他のお遍路さんが先行して歩いていたことがわかります。
あるいみ、この道が間違っていない証明にもなっています。 |