| いつまでたっても下り道にならない、どうしたのかな、道に迷った。 そんなわけはない、歩き遍路さんの札がある、大丈夫だ。 うっそうと茂った林の中はうすぐらい、不安だ。 おっ、明るい光が、次第に大きくなってきたぞ。 出口かな、うわー、明るいだけかよ。 山膚にへばりついた道はなに、ここも遍路道なのか、うげー。 なんで、ここだけガードレールがあるの、人しか通らないよ、危険地帯?。 えっ、なんじゃ、この匂いは、強烈、太陽に焼かれる草のにおい?。 うっそうと茂る歩き遍路道をずーと歩き、歩かされ。 やっと、日の光が強くなったから、終わりかと思えば、山膚にへばりつく歩き遍路道。 人しか通らないところにガードレールがなにかを語るように、輝いていました。 それよりも、太陽光線が直射するのでしょうか、強烈な草のにおい。 いままでは、薄暗い林の湿ったにおいだったのが、強烈な草のにおい。 太陽のにおいです。 むせ返るようでした。 |