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「おお、東屋がありますよ、えっ、布団?。
野宿遍路さん用だね、はは。」
「ここから、まだ道が続いているようだけど、先があるのかな。」
お遍路さんが居るから聞いてみるかな。
「あの、ここから先、道ありますか?。
横峰寺はどこから入ります?。」
「うーん、しらないな。
ここの入り口しか知らないよ。」
・・・・、そうだよね。
あっ、なにか広げてるけど、写経?。
登るまえに書くのかな。
「それじゃ、行くよ、あと2.2kmだって。
・・・・、なに、こりゃ、すごいね、台風の爪痕が、すごいね。」
「雨降ったら、こわいなー、晴れててよかった。
うえー、なに、これ。」
「・・・・、通れるの、こわいよー。」
「むむ、うおー、ピョンピョン。」
「私、飛べません。
帰ります。」
「いやいや、慎重に足を送れば大丈夫だって。
飛んじゃってごめんなさい、田舎育ちですから、はは。」
「・・・・、・・・・、ここ、これはなに?。」
「私に、はいずりながら、登りなさいということでしょうか。
そんなのイヤだー。」
伊予の60番横峰寺。
歩き遍路道は、山肌をぬっているので、石あり、岩あり、倒木ありの道を登ります。
強烈なのが、はいつくばって登るところ、ひじょうに怖くて危険でした。 |