お気楽、お四国巡り 歩き遍路 区切

チリーン、チリーン、私を包んで守ってくれる。

朝から霧がかかって、視界が良くないな。
こんな時は、熊よけ鈴だな。
チリーン、チリーン。
なかなか、霧が晴れない、どうしたものかな?。
この地図みたら、あそこを左に曲がるんだよな?。
う えっ、なに、この空気?。
気持ち悪いぞ、イヤだー。
えっ、ここを通らないとダメ?。
他に道はないのー。
ぎやてい ぎやてい
はらぎやてい はらそうぎやてい
ぼうじそわか
般若心経。
ちりーん、ちりーん、チリーン。
ふー、恐かった。

朝から霧で、テンションが低いところで出くわした暗い道。
左右に鬱蒼とした樹木があり、それと川が流れています。
数十メートル先の出口は明るいのに、この部分だけが真っ黒です。
冷気を入り口からも感じます。
体がイヤがっていますが、地図を見たら、ここを通るしか有りません。
こんな時は般若心経です。
視線は出口をとらえて、よそ見しません、一心に歩きます、唱えます。歩きます、唱えます。
明るい出口にでても、振り返ったら、イヤなものを感じそうで、そのままダッシュです。
そしてあたりには私を包んで守るように、チリーン、チリーンと響いていたのでした、あー、怖かった。