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「ここから、海岸線におりますので、準備OK?。」 「はー、海岸線に遍路道があるの?。 あるはずです。」 「うう、石ばかりで、歩きづらいな、なんでー。」 「なんでと言われてもね、私は漁師町でそだったから、楽なんだけど、はは。」 「あれれ、ここ歩き遍路道じゃないの?。 上のアスファルト道を、みんな歩いてますよ、なんで?。」 「・・・・・・、知らないだけでしょ。」 「あのー、いつまで、足場の悪いところを歩くんでしょうか?。 もー、いや、私、上の道に帰らせてもらいます。」 「はいはい、わかったよ、上がります。」 「えっ、いつもだったら、強引に進むくせに、なんで。」 「はは、前に岩があって、すすめません。」 「なーんだ、遍路道、道がなかったんだ、あんたが間違ってたんじゃない。」 「はは、そうかもね。」 阿波の23番薬王寺から土佐の室戸24番 最御崎寺への遍路道中。 海岸線に降りてみましたが、なかなか前に進みづらいです。 石の上、砂浜などなどの歩き方がわからない、相方が四苦八苦状態でした。 漁師町で育った私としては、歩き方を知っているのですが、知らない相方はイヤがっていました。 ちなみに、なんで海岸線を歩いたのかは、昔、この道中は、道もなく、海岸線を歩いたらしいからです。 海岸線を歩かなかったら、尾根づたいだったそうです。 ○参考 「野根まんじゅう」本家浜口福月堂五代記より。 |