「仁王門からここまで、遠すぎない?。」 「そりゃ、谷全体が札所だからじゃないの、西国札所はこれがあたりまえでしょ。」 「うっ、うっ、札所は大きいのが当たり前なのか、はは。 それにしても、歩かせすぎだよ。 さてと、四天王さんに挨拶して、次の札所へ行くかな。」 「納経もわすれずにね。」 「おっ、あじさいが咲いてる、きれいだよ。 ・・・・・・、なに、あの看板?。 うっ、「まむし注意?」。 えー、なんで、遍路道じゃないよ。 ここは、境内だよ、えー。」 「だから、谷全体が札所なの、自然の中に札所があるから、 蛇が居てもおかしくないよ。」 「えー、だけど「まむし」はイヤだよ、うう。」 よくよく見たら町の中にある札所よりも、自然の中にある札所は、 自然の中にとけ込んでいます。 とけ込んでいるから、「まむし」が居てもおかしくありません。 だけど、イヤだな。 ちなみに、あじさいが咲いている上流に池があるので、 ここに住んでいるカエルがエサなんですね。 そのカエルを狙っている(捕獲済み)普通の蛇を見たことがありました。 |