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BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE! |
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(ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト) |
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Time Data: 2分36秒 Recording Data: 1967年2月17日〜 |
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Studio Data: EMIスタジオNo.2 |
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Mixing Data: Take 9 |
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「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のプロモーション・フィルムのロケで訪れたケントのセブン・オークスの骨董屋でジョンが見つけた古いサーカスのポスターから書き上げた曲である。歌詞に登場するミスター・カイトはじめ様々な登場人物はこのポスターに書かれているものをそのまま使ったとジョンは証言している。サーカスの情景を音にするために八方手を尽くしてスチーム・オルガンを探したものの結局手で弾けるものが見つからず、ジョージ・マーティンは電気的な処理を施した特殊なサウンド・エフェクト・テープを作り上げた。それを回転を速めたり遅くしたり逆に回したりしてジョンが気に入るものにした。ジョン本人はこの曲に思ったほどの愛着は無かった様で、ただ単にアルバム用に何か作らなければという軽い気持ちで書いたという。結果的に、このアルバムがテーマとして捉えていた「サージェント・ペパーズ・ショウ」の中の一つのアトラクション的な意味合いを持つ事になり、その存在感を見事に演出したのは他ならぬジョージ・マーティンなのだ。彼は間違いなくこのアルバムをトータルに考えていた筈でだからからこそアレンジも選曲もすべてベストな形に収まったのだろう。尚、レコーディングではジョージ、リンゴ、マル・エヴァンスそしてビートルズのローディーのニール・アスピナールの4人がそれぞれタイプの違うハーモニカを演奏している。遊園地の雰囲気が漂うハモンドオルガンはジョン。彼のヴォーカルはサーカスの呼び込みの様に少々大げさなアクセントを使った独特の声に聴こえる。 |
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