I Might Be Wrong: Live Recordings
1. National Anthem
2. I Might Be Wrong
3. Morning Bell
4. Like Spinning Plates
5. Idioteque
6. Everything in its Right Place
7. Dollars and Cents
8. True Love Waits
2001年春から秋にかけてのライヴで収録された音源を集めたレイディオヘッド初のライヴ盤。2001年11月にリリースされた。これまでに多くのブートレッグが世に出ているが、このアルバムは公式のもの。時期的に「KID A」と「AMNESIAC」から7曲が演奏された。ラストの「True LoveWaits」はこれまで一度も収録されていなかった噂の名曲であった事からこのアルバムのセールスに大きく寄与した様だ。
特にここでは各楽曲の詳細には触れないが、直前2作のアルバムで聴かれる複雑な電子楽器のアレンジや演奏が実際のステージ上で遜色無く表現されているのには正直驚いた。
特筆すべきは「Like Spinning Plates」だろう。オリジナルは逆回転のバックサウンドとヴォーカルだったのに対して、ここではトム自身のピアノによる弾き語りの形式で演奏されている。最初の1分ほどは会場のオーディエンスも何の曲なのかまったく解らなかった様子で、その後だんだんと判ってきて途中から歓声が上がるあたりには臨場感がある。こんなにも美しい曲だったのか。
そしてラストの「True Love Waits」は今度はギターに持ち替えたトムの弾き語りで始まる。レイディオヘッドとしては珍しく素直な歌詞とメロディーで誰にでもすんなりと受け入れられる美しい曲ではある。
ファンとしては何か中途半端さを感じてしまう。その理由の一つは曲数の少なさだろう。通常のライヴならばMCを含めて2時間ぐらいは楽しめる。2枚組ぐらいにはして欲しかった。しかし、彼等がステージ上でも実力のあるロック・プレーヤーであるという事を証明してみせただけで良しとしておこう。
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