Sept. 2, 2008

大好きな本を読んでいた時、ふと思った。その本は息苦しくなる程のストレスを読者に与え続けていた。早くそこから抜け出したい一心で読み続ける。そして最後は胸のすく結末と安堵感が待ってくれていた。もちろんドラマとはそれがお定まりの手法であってストレスが残るような展開はおおよそあり得ない。
ホラーもの、サスペンスもの、刑事ものなどはよく言われる「ジェットコースター」型のストーリーが人気のポイントだ。落差が大きければそれだけスリルを味わえるわけだから。本を手にする我々は裏表紙のあらすじを見て読みたい本を選択する。要するに好き好んでストレスに金を遣っているんだ。それはなぜか? だって最後には正義が勝利しその苦しみが報われるという事が判っているからなんだ。じゃ、現実は?
昔は頑張る者を世の中が認めてくれたものだ。苦労の先には何らかの報酬やねぎらいがあって当たり前だったろう? ところがここ最近の日本の中はおかしい。お年寄りや身体の不自由な人達を助けるという立派な仕事に対して世の中の認識はあまりに情けない。
かと思うと自分のバカ息子やバカ娘を金を貢いで不正採用させる上級公務員。
もしこんなストーリーの本があっても誰も読みたいとは思わないぜ。でも、悲しい事にそれが現実なんだよな。もっとも某元総理大臣もバカ息子を芸能界に出してたしな。
挙げればキリないからもうやめるけど、すべては共通して「金」、「カネ」だ。
近々衆議院選挙があるとかいう。国会議員の給料の事などどうでもいいが、そこに付随する諸々の諸手当を合算すれば救われる人々がどれだけいるか。それを考えるでもなくしがらみで選挙の応援に駆り出されて片棒を担いでる連中! もういい加減に目を覚まさなきゃお前達の子どもや孫が金を積み上げなきゃいい想いが出来ない社会が延々と続くんだぜ。か、と言って議員なんて野党も与党もへったくれもみんな金儲けの商売に成り下がっちまってるこの国とこの時代に期待できるものも無いんだよな。
結局、本の世界に逃げ込むしかないって事なのかも。
ふと思ったんだよ、そんな事をね。近頃のガキどもは、ってよく聞くけど、それは近頃の大人は・・・と同じ事なんだってことを解ってるのかね?  お偉いさん方。

ホーム トップ