下地の板は既に用意されており、美術が担当の副校長がその板に彫刻文字を施すという計画で、私は文字の下書きをすることになりました。
楷書、行書、隷書などで幾つかの見本を書き、最終的に先方で選んだ文字で写真のとおり素晴らしい表札看板として生まれました。
作成した先生の話によると、下書き(たしか6分の1の縮小版)を拡大機にかけて板に写し取り、彫刻後に黒のアクリル塗料で塗り込んだそうです。
板に原寸で書いた場合の微妙なかすれや勢いにややもの足りなさはあるものの、なかなか立派に仕上がっていると思います。でも、皆さんに喜んでいただけたので一安心。
