欅材の彫刻看板
ここにたびたび登場する宮大工の「萩原工務店」様が所属する建築業組合の大きな彫刻表札看板が出来上がった。幅470ミリ、全長2メートルという大きさだ。
材料は萩原様が持ち込まれ、私が携わったのは文字を書くだけ。
その文字をかまぼこ彫りに仕上げてくださったのが、総社町の「華山堂看板店」の吉田社長です。
彫った文字にはその後、黒のカシューうるしを5回も差し塗り重ね、仕上げはウレタン・クリアで完成。
艶のある彫刻文字は、見る角度や照明により様々に表情を変え、まるで生きている様です。書いただけのものとは趣きも迫力もかなり違います。時間と手間をかければ素晴らしいものが出来るのです。
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