ゴールデン・ウィークを利用して、愛用のPIGNOSE-GUITARをペイントしてみた。当初はサイケデリックな派手なデザインを考えていたけれど、春真っ盛りのパワーに影響されたのか、いつの間にかこんなデザインになっちゃいました。
ちょっと和風っぽいカラーリングは地味で穏やかな雰囲気をつくり出してくれています。
それまでサンバーストの明るいイメージだったのが、色によってこんなにも違う印象に変わるとは正直想定していなかった。
下地はブラックのスプレーを3回塗りして、その上に水性のウレタン塗料で描画していく。なぜ、水性なのかと言うと、最後にラッカー系のクリアー塗料で仕上げをするのに、エナメル塗料だと溶けてしまうからです。
難しい事はありませんが、ポイントが幾つかあります。まず、塗装する時には埃が付かない様に注意すること。そして、塗り重ねは焦らずに時間をおくこと。特に、仕上げの吹き付けは要注意。
光沢にこだわるなら尚の事慎重さが必要かな。
完成したギターを弾いてみる。そりゃ以前と変わるはずなどないんだけど、何となく落ち着いて弾ける気がする。やっぱり地味な印象がもたらす空気のせいなのかも知れない。
また、派手なフレーズを弾くと、そのイメージとの落差が小気味よい。サウンドの面では、塗料の厚さが増したのでいくぶんサステインが伸びた様な気がしないでもない。
新しく生まれ変わったギターを眺めて、ちょっと得した様な気分になりました。
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