地元の育成会で知り合った仲間と共に年に1〜2回計画するハイキング。今年の春は「みなかみ諏訪峡」に行ってきました。いつもならもっと沢山の子どもたちが参加するはずですが、ちょうど人数が多かった学年が揃って中学に上がったためみんなクラブ等で忙しく、それに伴い母親の参加も激減してしまい、今回総勢20名中子ども8名、母親2名というやや小規模な形でのハイキングとなりました。
週間予報ではほぼ8割方雨天だったものの、夜明けに大雨が降ったあとはすっきりと晴れて、思いがけなく良い天気に恵まれました。バスで前橋駅に行き、上越線に乗り換えて「水上」駅に10時半頃に到着。
片道約1時間半の行程。前日からの雨の影響か利根川が凄まじい濁流状態。見ただけで恐くなるほどの勢いで轟音とともに流れ下っていました。こんな川に落ちたらひとたまりも無いという激しさでした。
駅から歩きはじめて20分ほどで温泉街を抜けた先に「諏訪峡遊歩道」が出現。魚が放たれた池や噴水が涼しい水場を抱えた小さな公園「清流公園」の上に道の駅「水紀行館」があります。
ここからが「諏訪峡」のはじまりです。利根川沿いにつくられたハイキング・コースのところどころにちょっと恐い吊り橋(写真にある様に5人以上で渡れない!!!)や、歌碑などがいくつかあります。
さらに先に進むと「もみじ公園」というところに着きました。時期が違うので紅葉を楽しむというわけにはいきませんでしたが、青々と茂った紅葉の木陰の遊歩道はひんやりとして気持ちいいものです。
終点の「諏訪峡やな」を目指したものの道路が陥没で歩行禁止になっており、やむなくUターン。
どこでお昼を食べようかと思案する間もなく急に雲行きがあやしくなり始めました。見る見るうちに空が真っ黒になり、こりゃ雨が来る前に昼飯を食べちゃおう!という事になり遊歩道の真ん中を陣取って「いただきまーす」。結局雨はパラパラ程度で回避できました。
帰りは日帰り温泉に入って美味しいビールを飲もう!って事で来たコースの対岸を歩いて温泉街へ向かいました。途中であの濁流をカヌーで下る命知らずの輩を発見。お前ら、正気かぃ!?
旅館に到着後、子どもたちと一緒に温泉に浸かって束の間の極楽気分。お湯上がりのビールの旨いのうまくないのって・・・・こりゃ、たまりまへん。
水上の温泉街にある遊戯場で昔懐かしい「スマートボール」と「
射的」を見つけて大人がしばし童心(?)にかえっての楽しい一時。初めて経験した子どもたちもその面白さに時間を忘れて没頭。おかげで帰りの電車の時刻にギリギリ状態。それでも陽の高いうちに前橋駅に戻れました。
今回のハイキングはいつもながらのまったくの無計画・行き当たりバッタリのツアーの割には順調に運んでくれた感があります。このハイキングの余韻を楽しもうとその晩、オヤジ連中は居酒屋でしこたま飲み明かしました。イャー、仲間って楽しいものですな。次回は秋を計画していま〜す。
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