2004年5月9日実施
先日、こども育成会の仲良しグループでハイキングに出掛けました。前橋から電車で信越線の横川駅に。着いた時にはあいにくの雨模様に。せっかく来たんだからと頑張って碓氷峠の「めがね橋」までのコースに挑戦しました。ちょうどこの日は毎年行われる「安政遠足マラソン」だったので仮装したランナーがひた走る脇を歩いて行くという思いがけないハプニングに子どもたちは大喜びでした。
横川駅からおよそ3キロほどの「めがね橋」コースは子どもの脚でも1時間足らずのそれほど大変でもない距離ですが、なにせずっと登りなだけに結構疲れました。途中には国鉄時代の旧・丸山変電所のレンガ造りのレトロムード溢れる建物があり、山の中にドッシリと建つその様は独特の存在感で時間を忘れさせてくれます。
登り勾配もやや緩やかになる頃に目の前にトンネルが出現。1号トンネルです。山のただ中を走っていた旧・信越線はこのトンネルを始めとして何十もの小さなトンネルを通過して長野県は軽井沢につながっていました。
そして「めがね橋」はちょうど5号トンネルの先にあります。
碓氷峠の旧道を走った事があれば誰でも知っているレンガ造りの大きな鉄橋です。
橋の上から見下ろすとその碓氷峠の旧道はまるでサーキットのシケインみたいに見えました。橋の先から旧道に降りる階段がありますが、124段を再び登る気がなければ降りない方がいいかも。
帰りは来る時に苦労した分、下り勾配のおかげもあって本当に鼻歌気分で歩けました。1号トンネルの近くには「碓氷湖」があり、国道からは一本中に入っているので静かなナイス・ロケーション。そして国道側には小さなアンコのお餅で有名な「力餅」をゲットできる茶屋もあります。ここは松井田町の坂本宿。今回の疲れを癒してくれたのがここにできた「峠の湯」。暖まる温泉と新緑の山を見ながらの露天風呂は最高でした。当初はその後再び横川駅まで歩いて下りる予定でしたが、風呂上がりのビールと止まない雨のおかげでタクシーに分乗して戻る事になってしまいました。
本当に楽しい一日でした。天気が良ければまた違った事もできるでしょう。今回は寄れませんでしたが、横川駅の構内に「鉄道文化むら」もあり、大人から子どもまで一日たっぷり楽しめる手軽なスポットとして超お薦めします。
「峠の湯」ホームページ
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