Love You To (ラヴ・ユー・トゥ) | ||||||||||||||||||
3分01秒 | ||||||||||||||||||
1966年8月5日/アルバム「リヴォルヴァー」A面収録 | ||||||||||||||||||
1966年4月11日録音開始/アビーロード・スタジオ No.2 | ||||||||||||||||||
曲/詞=ジョージ・ハリスン シタール・エレクトリック・ギター/ヴォーカル=ジョージ タブラ=アニル・バグワット タンブーラ/シタール=インド・ミュージシャン |
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ジョージが書いたビートルズとしては初めての完全なインド音楽。前作のアルバム「ラバー・ソウル」でジョンの曲「ノルウェーの森」に初めてシタールを取り入れる試みをしていたものの、曲自体は西洋音楽の域を脱してはいなかった。 66年4月の段階でジョージが用意していた曲は " Granny Smith "というタイトルでバック・コーラスをポールが担当しアコースティック・ギターとファズ・ギターがメインのものだった。テイク3まで録音され、ドラムの代わりにタブラがリズムを受け持っていた。 その後、テイク7までオーバーダブしたものの急遽白紙にもどってしまった。 そのテープはジョージが持ち帰ったままお蔵入りにしたという。 結局ジョージは自らの声をダブル・トラックで収録し、ポールのコーラスやギターをインドのミュージシャンが奏でるサウンドに入れ替え、完璧なラーガ・ミュージックを完成させた。そのため、レコーディング・クレジットには他のメンバーの名前は無い。 曲は、印象的な旋律から始まりいかにも東洋の音階らしい呪文の様なジョージの歌に繋がる。何度か登場するサビの部分のバックにボリューム・ペダルを使ったファズ・ギターの音が聴き取れる。それが唯一の西洋楽器だ。 その後、「サージェント・ペパーズ」に収録された " Within You Without You " や " The Inner Light " の先駆けとなった記念すべき一曲である。 |
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