Hey Bulldog (ヘイ・ブルドッグ) | ||||||||||||||||||
3分07秒 | ||||||||||||||||||
1969年1月17日/アルバム「イェロー・サブマリン」収録 | ||||||||||||||||||
1968年2月11日録音/アビーロード・スタジオ N0.3 | ||||||||||||||||||
曲/詞=ジョン・レノン ピアノ/リード・ギター/ヴォーカル=ジョン ベース/ハーモニー=ポール リード・ギター/タンバリン=ジョージ ドラム=リンゴ |
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ホワイト・アルバムの発表からわずか1ケ月半でリリースされた彼等のアニメーション映画のサウンド・トラック盤「イェロー・サブマリン」に収録されているロック・ナンバー。このアルバムを発売するにあたり、レコード会社から新曲を用意する様に言われたビートルズは合計4曲をレコーディングした。 しかし映画の中では使われなかった唯一の曲がこの「ヘイ・ブルドッグ」だ。 実際にはこの曲をバックにした映画のシーンはあったのだが、諸々の理由から最終的にカットされた。(その後発売されたDVDではそのシーンが見られる) 68年2月にシングル盤「レディ・マドンナ」のプロモーション・フィルムを創るためにスタジオに集まったメンバーが撮影の延期をうけてそのままスタジオに残りその日10時間あまりでレコーディングを済ませたという。 基本のメロディーは「シー・キャン・トーク・トゥ・ミー」とタイトルされていたジョンの作品で、彼等はその前後の部分をスタジオで完成させた。 タイトルにある「ブルドッグ」という歌詞は当初まったく存在しなかったのだが、ポールがふざけて犬の鳴き真似をした事でそれを気に入ったジョンが歌詞を書き換えながら出来上がった。最後にみんなで叫ぶ犬の鳴き声や言葉のやりとりは即興でレコーディングされている。 サウンドはかなりラフなハードロック調で、ピアノとギターのビートを存分に活かしたビートルズ独特のリフが素晴らしい。 メンバー全員が集中して短時間で仕上げた曲だけに、デビュー当時の彼等のパワーと共通するドライヴ感が伝わるビートルズ屈指のロック・ナンバーだ。 |
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