Mean Mr. Mustard (ミーン・ミスター・マスタード) | ||||||||||||||||||
1分06秒 | ||||||||||||||||||
1968年11月21日/アルバム「ザ・ビートルズ」収録 | ||||||||||||||||||
1969年7月24日録音/アビーロード・スタジオ N0.2 | ||||||||||||||||||
曲/詞=ジョン・レノン ピアノ/ヴォーカル=ジョン ベース/ハーモニー=ポール リード・ギター=ジョージ ドラム/タンバリン=リンゴ |
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ラストアルバム「アビーロード」のB面3曲目から始まる彼等の最初にして最後のメドレー形式の中に収められているジョンの短い一曲。 この曲はビートルズのインド、リシケシュ滞在時期の'68年に書かれたもので、最初は「ホワイトアルバム」に収録される予定だった。しかしエンデングが決まらずにそのままになっていたものを同様の状態でストックされていた「ポリシーン・パム」と共にメドレーとして復活されたものである。 ジョンは新聞で、直腸にお金を隠していたという浮浪者の記事を読みそこからマスタード氏が誕生となった。当初の歌詞を一部分手直しして録音されたが、中でも彼の妹の名前をシャーリーからパムに代え次の曲との繋がりをこしらえるあたりはさすがジョン。 サウンドとしてのこの曲のポイントは'65年「ラバー・ソウル」のジョージの曲「嘘つき女」以来のポールのファズ・ベースだろう。ややコミカルなサウンドは曲調がまったく違うもののジョンが書いた「ミスター・カイト」に共通するムードが感じられる。4拍の曲は最終部で3拍にアレンジされ次の曲との流れをうまく作り出している。 他のページでもふれているが、最初はこの曲の後に「ハー・マジェスティー」が繋がっていた。しかしポールが気に入らずに「ポリシーン・パム」に差し替えられた経緯がある。 |
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