現代の常識として確立された
ブルートゥース・テクノロジー
今やワイアレスは日常生活の中で当たり前になった。テレビのリモコンから始まり、ネット接続の無線ランに至るまで私たちを取り巻く空間に目には見えないあらゆる電波がめぐっている。
自分は常々iPodを聴きながら散歩している。つい先日、とうとうヘッドフォン・ジャックの接触が悪くなり、本体を買い替えなければ・・・と悩んでいたが、情報を集めているうちにiPod専用の便利なツールを見つけた。それが「ブルートゥース・トランスミッター」だ。2012年の時点ではすでに次世代のiPodにはその機能があるらしいが、いかんせん自分のデバイスは非対応だった。
iPodの底にある端子に直接差し込んで使う型の極小さなツールで、電力供給は本体からなされる。
今回手に入れたツールはソニー製の発信器。そこから送られる信号を受信するレシーバー・ヘッドフォンは廉価の逸品「クリエイティヴ」だ。勿論、色んなメーカーから選べるが、とにかく相性がいい。ヘッドフォンから音量・前後の曲への切り替えが指1本で出来るのですごく便利だ。しかし、何と言ってもコードに煩わされる事が無いのが一番の利点。音質も満足のいくものだ。
気になる購入費用だが,送信機が5,000円台、受信機が6,000円台と結構安くあがった。
ところで、今や人気のスマートフォン。特にiPhoneは音楽を聴く点ではiPodとまったく同じ仕様である。勿論、ブルートゥースを搭載している。iPhone用のレシーバーはこれまた優れもの。マイクが装備されたレシーバーフォンは音楽を聴いている最中に電話が架かってくると自動的に音量を下げて切り替えてくれる。何という便利なテクノロジーだろう。
情報化社会のただ中に暮らす我々にとって、あまりに進化した技術改革が時には窮屈に感じる事もあるものの、この様にその恩恵に浴す時は素直にこんな時代に生まれたことを感謝する気持ちがわいてくるのも事実。テクノロジーがこれからいかに進化するのか興味が尽きないところですね。
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